ワーナー・ブラザースは、THE EDGE賞を通じて次代のクリエイターを発掘する。THE EDGE賞受賞作品は、いち早く「ワーナー・オンデマンド」サイト内で無料公開される。さらに受賞者には、副賞として「ワーナー・オンデマンド」で新作映画を250本視聴可能な100000ポイントも贈呈される。
「ワーナー・オンデマンド」は、国内外の質の高いショートフィルムを相互に紹介する目的で2011年秋にインターネットの動画配信サイトとしてオープンした。既存の作品だけでなく、新たな作品の発掘も目指している。そうしたことが今回の特別協賛に結びついた。
DF2012受賞者は、4月8日に有楽町朝日ホールで発表される。当日の模様も、「ワーナー・オンデマンド」を利用してもネット中継される。様々な面で、ワーナー・ブラザースのサポートが行われる。今後も、歴代の「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX」受賞作品が、「ワーナー・オンデマンド」にて配信される予定である。
「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX」は、クリエイター教育のデジタルハリウッドが主催するクリエイターアワードである。デジタルハリウッド全ての教育機関の2011年度の作品が集まり、その中から優秀作品を決定する。作品の範囲は、CGアニメーション、グラフィックアート、Webコンテンツ、アプリコンテンツなどに及ぶ。
イベントは前年度の成果発表の場であるとともに、デジタルハリウッドの入学式も兼ねている。新入生が先輩の成果を目の当たりにすることで、次年度以降への創作活動につなげる。
これまでに商業的な大ヒットにもなった真島理一郎さんの『スキージャンプ・ペア』などの作品が現れている。今回もそれに匹敵する作品が現れるかどうかに期待したい。
【真狩祐志】
ワーナー・オンデマンド THE EDGE /http://wod.jp/edge
