田中政志「ゴン」をCGアニメ化春スタート 講談社発表
田中政志さんのマンガ『ゴン』がアニメ化される。2月25日に発売された講談社のマンガ誌「月刊アフタヌーン4月号」で発表された。
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発表によれば作品は3DCG(フルアニメーション)で、最新のアニメーション技術を取り入れたものとなる。また、本作は2012年4月からスタートする。さらに発表にあたり、世界に向けて動き出すとしており、日本だけでなく世界市場を視野に入れたプロジェクトのようだ。
また、アニメ化に伴って、3月24日発売の「月刊アフタヌーン4月号」から新たに『ゴン』の新連載もスタートする。アニメ作品がどのようなメディアでリリースされるかは明らかされていないが、マンガとアニメを連動させた大掛かりなプロジェクトであることが窺われる。詳細は今後、発表される。
『ゴン』のアニメ化は、2010年初めに韓国の大手メディアグループ大元との共同製作として一度、報じられている。その際にはフルCGのテレビアニメで全世界でテレビ放映をするとしていた。
また、2011年より北米での自社レーベルのマンガ出版を本格スタートした講談社USAは、第1弾の主力タイトルに『美少女戦士セーラムーン』、『魔法先生ネギま!』と一緒に、『ゴン』をラインナップに並べた。現在は第4巻までが、英語翻訳出版されている。これも今後の世界展開を見据えたものの可能がありそうだ。テレビとマンガを連動させれば、キャラクタービジネスの展開も期待できる。
ゴンは1991年から2002年にかけて、「モーニング」(講談社)で連載された人気マンガだ。恐竜のゴンが大自然の中で様々な冒険をする様子を描いている。マンガ内にセリフがないことも特徴となっている。
作品の評価は高く、1998年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞した。また、米国でも旧英語版が、アイズナー賞のユーモア部門の最優秀賞(Best Humor Publication)を受賞している。
講談社 /http://www.kodansha.co.jp/
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