今年が創刊10周年のメモリアルイヤーであることから、今後も刊行点数の増加やレーベルの拡大にも意欲的だ。そしたなかで今回のイベンが開催される。
「MF文庫J」は、2002年に創刊された。メインターゲットである中高の男子学生を想定し、ライトグリーンを基調として背表紙にキャラクターの顔が見えるよう装丁面でも工夫を施している。
ライトノベルレーベルでは後発でありながら、アニメーションの原作としても活用出来るようなオリジナル作品を開発した結果、2004年の『ゼロの使い魔』など数々のヒットを生みだしている。2005年以降は、同レーベルの新人賞からデビューした新人の作品や『かのこん』なども成功し、『月刊コミックアライブ』でのコミカライズからアニメ化、ゲーム化、電子書籍化など、多メディア展開が行われた。最近でも『僕は友達が少ない』、『緋弾のアリア』、『まよチキ!』など話題作に事欠かない。
夏の学園祭では、ステージ、サイン会、物販、展示を予定している。ステージは『この中に1人、妹がいる!』や『僕は友達が少ない』、「MF文庫Jラジオあらいぶ!!」の公開録音などである。
ステージイベントに参加するには3月から5月にかけて発売されるMF文庫J新刊「夏の学園祭キャンペーン」の帯にある応募券3枚での応募が必要となる。応募者のなかから抽選で参加者が決まる。
【真狩祐志】
MF文庫J10周年記念 夏の学園祭
/http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/fes/

会場: 秋葉原UDX
開催日: 2012年7月29日(日)10:00~18:00(予定)
入場料: 無料 ※各ステージへの入場は別途、事前抽選制。
主催: メディアファクトリー
協賛:
コスパ、セガ、タイトー、タカラトミーアーツ、ブシロード、ムービックほか(五十音順)
協力: ソニー・ミュージックコミュニケーションズ