ドコモとディズニー　スマホで協業　アニメ限定配信も

　NTTドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンが、スマートフォンの新ブランド「Disney Mobile on docomo」を発表した。巨大キャリアとメディア・エンタテイメントのコングロマリットが本格的に手を組むことになり注目を集める。
　両社はこれまでも既存のフィーチャーフォンで協業していたが、今回はディズニーの高いブランド力を活かした新ブランド展開である。両社が協力したスマートフォン2機種を2月下旬から順次発売する。

　2月に発売の機種「F-08D」はシャイニーピンクとシャイニーホワイトの2色、3月に発売の機種「P-05D」はピュアホワイトとピュアブラックの2色となっている。「F-08D」は、2月17日から予約受付を開始する。
　新ブランドのサービス内容の目玉は、ディズニーならではの豊富なコンテンツにある。「Disneyシネマ」の長編アニメーションやライブアクションといった数々の映画から3月に開局するBSの新チャンネル「Dlife」の海外ドラマまでユーザー限定の動画サービスが配信される。

　このほかパズルやリズムゲームなどの親子で楽しめるファミリー向けコンテンツ、ディズニーの世界観が満載の限定デザインアプリやエレクトリカルパレードなどのライブ壁紙、ドコモのオフィシャルスポンサーである東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが連動した特典が用意されている。子どもからファミリーまで幅広い層から人気を呼びそうだ。
【真狩祐志】

NTTドコモ　/http://www.nttdocomo.co.jp/