浦沢直樹さんパリへ ジャパンエキスポが公式ゲストで発表
日本のマンガ家 浦沢直樹さんが、フランス・パリのファンの前に姿を見せる。今年7月5日から8日まで、フランス・パリで開催される第13回ジャパンエキスポ
ニュース
海外
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
浦沢直樹さんは、『MONSTER』、『20世紀少年』、『PLUTO』など数々の傑作、ヒット作で日本を代表する作家である。海外でもよく知られた存在だけに、今年のジャパンエキスポを大きく盛り上げることになる。
ジャパンエキスポは、日本のアニメやマンガ、ファッションなどのポップカルチャーを扱うイベントでは海外最大規模を誇るビッグイベントである。開催4日間で、延べおよそ20万人が参加する。
イベントの目玉は、展示会場に出展する企業による物販や文化紹介、コスプレやカラオケなどのステージイベント、そして日本からの大物作家、アーティスト、クリエイターのゲストである。数ある海外イベントの中でも、ジャパンエキスポはとりわけゲストの豪華なことで注目を集めている。
日本のマンガが海外で人気と言われるようになって久しい。多くのマンガ家の名前が海外で知られるようになっている。しかし、そうした中でも、浦沢直樹さんは特別な存在の一人だ。米国のアイズナー賞での度重なるノミネート、またフランスで最も知られたマンガ、コミック、バンドデシネのフェスティバルであるアングレームでも公式セレクションに挙げられる。
2004年には地元フランスをはじめとする有力作品が並ぶ中で、『20世紀少年』が最優秀作品賞に選ばれている。文学的な評価と大衆性を兼ね備えているという点で、傑出した存在だ。
今回のジャパンエキスポの公式ゲスト発表も、開催からおよそ半年前という異例の早さになっている。これも浦沢直樹さんを今年の目玉ゲストと位置付けていることが分かる。
高い人気にも関わらず、これまで海外のイベントと縁のなかった浦沢直樹さんのゲスト登場は、新作のプロモーションに合わせたものでもあるようだ。本年3月に『Billy Bat』の刊行がフランスで開始するからだ。作者自身の登場で、浦沢人気にさらに勢いがつくことが期待される。
第13回 ジャパンエキスポ /http://www.japan-expo.com/
《animeanime》