レゴがハリウッド映画に ワーナーがアニメーション製作
11月11日、米国のエンタテイメント業界情報のヴァラエティは、ワーナー・ブラザーズがデンマーク生まれのブロック玩具「レゴ」の劇場アニメーション化を決定したと報じた。
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報道によれば、アニメーション制作はオーストラリア・シドニーにあるVFXスタジオのアニマルロッジック(Animal Logic)が担当し、2014年の公開を目指す。映画の詳細は来週シドニーで発表されるという。
アニメーション制作のアニマルロジックは、「ハッピーフィート」シリーズや「ガフールの伝説」などの作品で知られる。CG映像への高い評価と興行の実績が、「レゴ」でも期待される。
レゴは1947年に、デンマークで誕生したブロック玩具である。世界有数の玩具会社のレゴグループにより製造・発売されている。色とりどりのブロックを組み合わせて、様々なものを作る創造性の高さから長年にわたり世界的なベストセラー商品となっている。
一方で、レゴグループは、周辺事業の開発にも積極的だ。「スター・ウォーズ」、「インディージョーンズ」、「バットマン」、「ハリー・ポッター」などのハリウッド映画と連携した商品、テーマパーク事業なども手掛ける。さらにゲームソフトや映像作品などにも広がる。今回の劇場アニメーション化は、そうしたなかでもかなりのビッグプロジェクトになる。
ブロック玩具の劇場アニメーション化は、意表を突いたプロジェクトにもみえる。しかし、人気玩具の映画化は近年ハリウッドで注目されるトレンドである。
ハズブロの「トランスフォーマー」の映画化は、大ヒットシリーズに成長している。「GIジョー」も映画化され人気を集めた。。これ以外にもバービー人形やテトリスなど、映画企画が進行するものは多い。ベストセラー玩具の映画化は、その圧倒的な知名度の活用と玩具メーカーのプロモーションへのサポート、さらに当初から関連商品の展開が期待されるなど有利な点が多いためだ。2014年公開とされる映画「レゴ」がどのような結果をだすのか、いまから注目される。
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