特別オープニングの『1911』のジャッキー・チェン総監督、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチさん、さらにヴィム・ヴェンダー監督といった面々である。欧米、アジア、国内から様々なゲストが期間中、東京を訪れる。
映画祭で上映されるアニメーション作品でも、それぞれ個性的なゲストが登場する。まず、注目されるのは、 10月23日午前中にワールドプレミアが行われる『マジック・ツリーハウス』だ。10月7日に、原作者メアリー・ポープ・オズボーンさんのゲスト登壇が発表された。
本作は世界各国から多数あった映画化オファーの中から原作者が最も相応しいとして、日本の製作者を選んだという。原作者の第一声は注目だ。
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(c)メアリー・ポープ・オズボーン/『マジック・ツリーハウス』製作委員会
10月28日の『ハルのふえ』は原作者のマンガ家やなせたかし さん、そして声優の野沢雅子さんが参加する。業界経験豊富なふたかたの挨拶は楽しいものとなるだろう。
また、海外のアニメーション映画では、日本の劇画作家 辰巳ヨシヒロさんをモデルにした『TATSUMI』のエリック・クー監督/プロデューサーも来日する。こちらは23日の夜アジアの風-中東パノラマで上映される。海外作品ではあるが、そのテーマから日本とは切り離せない。その日本の地で本作が公開されるのは、本人にとっても感慨深いものでないだろうか。
映画人の視点『未来のアニメーション』では、これまで出演が発表されていた山村浩二監督に加えて、読売テレビの諏訪道彦プロデューサー、アニメーターの黄瀬和哉さんがゲストとして参加することになった。普段あまり見られない面白い組み合わせだ。
東京国際映画祭 /http://2011.tiff-jp.net/ja/