制作にあたっては舞台づくりで定評のある30-DELUXが協力、斎藤 一役に松田凌さん、沖田総司役に廣瀬大介さんの起用が既に決定している。2012年ゴールデンウィークに都内劇場での公演となる。時代ものということもあり、舞台には殺陣を積極的に取り入れ、さらに旧マーベラス時代から同社が得意としてきた歌とダンスを取り入れた新しいエンタテインメントを生み出す。
この日の発表会は、10月1日にマーベラス、AQインタラクティブ、ライブウェアの3社が経営統合後の初の新作タイトル発表会だった、このほかゲームソフトやソーシャルゲームなど多数の新作タイトルが発表されたが、ミュージカル『薄桜鬼』は、そのトップを切って発表された。
マーベラスAQLは、ミュージカル『テニスの王子様』など数々のヒット作を生み出してきた。そうしたこともあり、ライブエンタテインメントを主要事業として重視していることが窺える。
早くも出演が発表された松田凌さんは、「選んでいただいて大変うれしかった。選んでいただいた責任を果たす。心に残る忘れられないものとしたい」と、早くも公演に意欲を燃やす。
また、廣瀬大介さんは「殺陣が初挑戦」と新しい取り組みに力を注ぐという。「沖田総司と思ってもらえるように頑張ります」と話す。
『薄桜鬼』はアイディアファクトリーから発売される乙女ゲームの傑作である。シリーズ累計販売数は、この分野としては異例の60万本を超える。
その人気からテレビアニメ、OVA、舞台、ドラマCDなど、様々なメディアミックスを展開する。マンガやアニメからのミュージカル化に定評のあるマーベラスAQLの手で、これにミュージカルが加わることになる。シリーズのファンには目が離せないものとなる。
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「ミュージカル『薄桜鬼』 斎藤 一編」
/http://www.maql.co.jp/special/m-hakuoki/
脚本・演出: 毛利亘宏
音楽: 佐橋俊彦
制作協力: ジェイズプロデュース
公演日程: 2012年ゴールデンウィーク
劇場: 都内劇場
出演者:
斎藤 一役/松田 凌
沖田総司役/廣瀬大介 ほか