那須アワード2011 「雨の休日」や「rain town」など受賞
第6回那須国際短編映画祭「那須ショートフィルムフェスティバル2011」が開催された。那須国際短編映画祭は、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアの巡回地の1つ
ニュース
アワード・コンテスト
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
那須アワードは翌2007年からプログラムの1つとして実施されており、過去のノミネートおよび受賞作品にはアニメーション作品も少なからず見られる。
今年もノミネート16作品中にアニメーションも含まれていた。『CLIMBER』(野中晶史)、『rain town』(石田祐康)、『Miniature Bulb Boy』(秦直也 x 高田慎)、『雨の休日』(金子修)、『強迫的な秩序についてのカエル』(永迫志乃)、『おまめ - UNITED COLORS OF BEAN』(あさいやすし)、『そして鉄路は夢をみる』(加藤オズワルド)の7作品であった。
特に石田氏と金子氏と加藤氏は、昨年に続いてノミネートされている。昨年の作品は石田氏が『フミコの告白』、金子氏が『ヤマイグイ』、加藤氏が『ぼくとがおーと、』であった。
一方で、今年の野中氏の『CLIMBER』と永迫氏の『強迫的な秩序についてのカエル』は、昨年輩出された東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻1期の作品で息が長い。またあさい氏の作品
『おまめ - UNITED COLORS OF BEAN』も、これまで各コンテストを賑わせてきた。
このほかのプログラムにおけるアニメーション作品は、フランス映画短編集35mmフィルム上映で『ロープ La Femme a cordes』 (Vladimir Mavounia-Kouka)が見られた。
そして最終日の7月3日に各受賞作品が発表された。結果として、アニメーション作品では金子氏の『雨の休日』がグランプリ、石田氏の『rain town』が審査員奨励賞に選ばれている。昨年、金子氏は『ヤマイグイ』でじゃらん賞を受賞していた。
金子氏は最近では、DLE製作による広島ホームテレビのユニキャラプロジェクト『たまこちゃんとコックボー』のアニメーションを担当するなどで活躍している。また石田氏の『rain town』は、これまで第9回インディーズアニメフェスタ、動画アワード2011(春)、第5回TOHOシネマズ学生映画祭で受賞している。
【真狩祐志】
那須国際短編映画祭 /http://www.nasu-filmfest.jp/
当サイトの関連記事
/那須アワード2010 「ヤマイグイ」や「恋するネズミ」など受賞
那須アワード2011 受賞作品
グランプリ
『雨の休日』 金子修
審査員特別賞
『家族のしらべ』 山本亜希
審査員奨励賞
『rain town』 石田祐康
那須FC賞
『家を出て、見る?』 今岡陽子
観客賞
『ネコのあたまでお散歩を。』 原田真嗣
ノミネート作品
『CLIMBER』 野中晶史
『ボンドのキキメ』 畑中大輔
『Miniature Bulb Boy』 秦直也 x 高田慎
『Maboroshi Hot Springs - 幻温泉 -』 大原久澄
『UNKOWN』 三ツ橋勇二
『夏の移動図書館』 竹葉リサ
『強迫的な秩序についてのカエル』 永迫志乃
『おうちへかえろう』 佐藤福太郎
『おまめ - UNITED COLORS OF BEAN』 あさいやすし
『そして鉄路は夢をみる』 加藤オズワルド
『10年目の笑顔』 大澤峻久
《animeanime》