オリジナルアニメは「果汁グミ メグミとタイヨウ 編」として、ぶどう園で育ったメグミと幼なじみのタイヨウが再会するストーリーが持たされている。果汁グミの持つ自然やみずみずしさといったイメージが表現されているという。
コマーシャルサイズの短編となっているが、マッドハウスならではの制作スタッフの豪華さが注目される。アニメ監督は『銀河鉄道999』、『メトロポリス』などの多くの名作を手がけたりんたろう さんが担当する。キャラクター原案はイラストレーターの中村佑介さん、本やCDジャケットなどのほか、昨年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞の『四畳半神話体系』のキャラクター原案で、アニメファンにはお馴染みだ。
さらに音楽には人気ユニットGReeeeNの「愛唄」を起用した。「愛唄」は、着うたフルで累計650万ダウンロードを達成した着うた発のメガヒットとして話題を呼んだ楽曲だ。
「メグミとタイヨウ」のプロジェクトは、実は今回のコマーシャルだけにとどまらない。7月には、さらにスペシャルアニメCMの公開も予定する。こちらからも目が離せない。
6月1日からは、テレビコマーシャルとtwitterを連動させた「Tweet Love Story」の展開も開始した。すれ違う二人のストーリーが進んでいく様子がリアルタイムで描かれる。さらにユーザーが、キャラクターに向けてメッセージを送ることも可能だ。
また、今後は本作のキャラクターを利用したライセンシーへの商品化提案も予定する。キャラクター商品化に関する窓口を読売広告社次世代モノづくり研究所が担当する。
キャラクターの持つ親しみやすさは、商品プロモーションと親和性が高い。これまでもアニメを利用した広告は少なくない。しかし、『メグミとタイヨウ』では、コマーシャルだけでなく、さらにそこから広がる可能性を視野に置いているようだ。
『メグミとタイヨウ』
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