「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」は昨年夏に、東京都現代美術館で開催された企画の巡回展である。『借りぐらしのアリエッティ』の美術と担当した種田陽平さんのこれまでの仕事を通じて、映画美術の素晴らしさ、楽しさを伝える。なかでもアリエティの視点で実際に再現された劇中の世界が圧巻となっている。
志田未来さんは、22日の朝、愛媛県美術館の清家馨館長から一日館長に任命された。そして「一日館長のお仕事を一生懸命がんばります！」と挨拶した。館長として家族連れの来館者や子供たちに握手や笑顔で出迎えた。さらにシネマサンシャイン大街道でリバイバル上映中の『借りくらしのアリエッティ』で舞台挨拶、美術館に再び戻ると大忙し。
また、600人の観客の前でトークイベントを実施、「アリエッティの家は人間の家からいろんなものを借りて作られています。劇場で見たときは一瞬しか見れなかったシーンもブルーレイなら、止めて何度でも見られるので、アリエッティの表情やきれいな風景をじっくり楽しめると思います。そして、新たな発見が見つかると思いますので、家族みんなでアリエッティの世界を楽しんでください。」と作品の魅力をアピールした。
『借りぐらしのアリエッティ』は、6月17日にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンからBlu-ray DiscとDVDに発売される。劇場での挨拶やトークイベントでは、こちらの紹介もされた。
当日、美術館に訪れた愛媛県の中村時広知事も「志田さんは画面から飛び出してきたみたいに、アリエッティそのもの。もちろん、アリエッティのブルーレイは予約済みです。」と話すなど、愛媛県でも『借りぐらしのアリエッティ』は人気だった。
「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」
会期： 2011年4月3日（日）～2011年6月12日（日）
月曜休館 会期63日間
会場：愛媛県美術館（松山市）
『借りぐらしのアリエッティ』 ジブリがいっぱいCOLLECTION
発売日： 2011年6月17日（金）
価格： DVD／4935円 ブルーレイ／7140円
発売元： ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2010年製作/日本/本編約94分
画像： (ｃ)2010 GNDHDDTW