
1月31日には都内のスタジオにて、第1話のアフレコがスタートした。4月からの放映スタートに向け、いよいよ盛り上がりをみせている。
アフレコに参加したのは、スケット団の3人組 ボッスンを演じる吉野裕行さん、ヒメコ役の白石涼子さん、スイッチ役の杉田智和さん、さらに関智一さん、下野紘さんらというなんとも豪華な声優陣だ。当日は、メディアに対するアフレコ取材も行われ、作品に対する意気込みも語られた。
囲み取材では、終始し「スケット団」らしいコンビネーションでの質疑応答となった。アフレコ終了後は、第1話参加声優全員での記念撮影も行われた。
『SKET DANCE』は、学園生活を円滑に送るための人助けを目的に結成された開盟学園・学園生活支援部、通称「スケット団」のボッスン、ヒメコ、スイッチの3人が織りなす痛快学園群像劇。
地味だけど、やる時はやるリーダー・ボッスと金髪関西ツッコミ娘・ヒメコ、メガネの知性派オタク・スイッチが、学園生活の中で誰もが抱えている、ささいだけど切実な悩みや問題を真剣かつ一生懸命解決してくれる。ところがそんなスケット団の元へは、ヘンテコなヤツらからのヘンテコな依頼が次々に舞い込む。スケット団は無事お悩み解決できるのか、毎回目が離せない。

[囲み取材でのQ&A]
Q 今回のそれぞれの役所を教えて下さい。
白石涼子さん
「ヒメコはわかりやすい性格で関西弁、そしてこの3人だとツッコミ担当ですね。紅一点だけど、みんなを引っ張っていく、熱血的な性格です。時には恋人、時には女房のようにボッスンをサポートしています。」
吉野裕行さん
「ボッスンは「スケット団」として学園の生活をサポートするような部活をしているんですが、一番子供ですね。オカンのようなヒメコ、オトンのようなスイッチに支えられてやっています。
何だかエアーのような感じのキャラで時にはツッコんでいますが、基本的にイジラれキャラです。(笑)」
杉田智和さん
「スイッチは音声合成ソフトで会話をするという、特殊なキャラクターなうえ、とても自由度が高く、言い換えれば、答えを出すのが難しいキャラですね。
演じるのも難しく、ただその自由度、難易度を視聴者に伝えないように頑張っていきたいです。
スイッチ風に言うならば、後の設定はこちらまで(http://sketdance.jp/)ですね。」
Q今回のアフレコ取材を終えての感想をお願い致します。
白石涼子さん
「正直すごい疲れました。大変だろうなとは思っていましたが、毎週より頑張っていかないとなと思いました。
作品も勢いがあって面白かったです。家で練習している時は一人でツッコんだりしていましたが、スタジオに行くと二人がいたので、ツッコミがいがありましたね。(笑)」
吉野裕行さん
「アニメ化が発表されてから、少し時間が経つんですが、その実感もなくぼんやりと臨んでいた気がします。
というのも、キャラの設定上、あまり身構えてはいけないなと思ったので。原作のイメージを壊さず、この作品のテンポ感を伝えればと思っています。」
杉田智和さん
「タツノコプロ様の制作という事で、爆発する時に「ボカーン!」ってなったら嬉しいなと思いながらやっていました。
音声合成ソフトでの会話という事で、台本に「SE」と書いてあっても、これを言葉で発した方がいいのか、「BGM」と書いてあっても、芝居で音声で演じた方がいいのかという迷いが生じてました。とりあえず、全部やりました。使われているかはオンエアをご覧下さい。」
Q 最後に視聴者へメッセージをお願い致します。
白石涼子さん
「スケット団らしい、ドタバタした空気でやっておりますので、ぜひ見て下さい。」
吉野裕行さん
「大人も子供も楽しめる作品です。ぜひ、親子で楽しんで欲しいですね。」
杉田智和さん
「この3人組はとても暖かく、自由にやらさせていただいてます。ぜひ応援よろしくお願い致します。」
テレビアニメ『SKET DANCE』
2011年4月よりテレビ東京系にて放送開始
アニメ公式 /http://sketdance.jp/index.html
原作: 篠原健太(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督: 川口敬一郎
シリーズ構成: 猪爪慎一
キャラクターデザイン: 中武 学