「エクリプス/トワイライト・サーガ」　禁断の恋に新たな物語が

　ステファニー・メイヤーの小説『トワイライト・サーガ』は、人間の少女ベラとヴァンパイアエドワードの禁断の恋を描き、その愛のかたちに惹かれた全世界の女性から圧倒的な支持を受けた。小説は2008年に第1章『トワイライト～初恋～』として映画化され人気が加速、全世界に熱狂的なトワイライト現象を巻き起こす。
　その劇場映画シリーズ第3弾『エクリプス/トワイライト・サーガ』が、11月13日より丸の内ルーブルほかにて全国ロードショーとなる。第3章となる本作では、第2章『ニュームーン/トワイライト・サーガ』にて互いの愛を確認し合ったベラとエドワードに新たな敵ヴァンパイア・ニューボーンが迫る。二人に加勢するオオカミ族のジェイコブを交え死闘が繰り広げられる。

　映画は今年6月に全米公開され大ヒット、興行収入はおよそ3億ドルと、前シリーズの『トワイライト～初恋～』、『ニュームーン/トワイライト・サーガ』を上回る。全世界では6億7000万ドルという大記録を築く。
　第3章の見どころは、やはりベラとエドワードの間にある深い愛。誇り高きオオカミ族のジェイコブとの三角関係の糸も複雑にもつれながら、物語は進む。
　キャストは前2作に引き続きベラ役をクリステン・スチュワート、エドワード役をロバート・パティンソンが演じる。「トワイライト・サーガ」シリーズの主演で一段と成長した二人の熱演も見逃せない。さらにジェイコブ役のテイラー・ロートナー、ダコタ・ファニング、ブライス・ダラス・ハワードらの人気俳優が並ぶ。
　シリーズは2011年、2012年に予定されている最終章にもつながって行く。クリマックスへの序章ともなる『エクリプス/トワイライト・サーガ』が見逃せない。

　　　　　　　　