岸田教団＆THE明星ロケッツの｢学園黙示録 H.O.T.D.｣OP発売

　東方アレンジやオリジナル楽曲などを通じて同人音楽界に一大ムーブメントを巻き起こしたユニット岸田教団＆THE明星ロケッツが、この夏に新たな展開を遂げている。テレビアニメ『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の主題歌「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」の楽曲を担当、8月18日にシングルCDが発売となった。CDはオリコンチャートでも好調に推移するなど、注目のスタートを切っている。
　岸田教団＆THE明星ロケッツは、岸田、ichigo、はやぴ～、みっちゃんの4人のメンバーで構成、2004年から活動を開始し、東方アレンジやオリジナル楽曲を発表して来た。2007年にライブイベントに出るためにバンドを結成し、その間に多くのファンの心を捉えて、支持を受けた。2000年代のアニメ文化、アニメソング文化を語るうえで外せない存在だ。今回は学園パニックものとも言えるスリリングな展開の『学園黙示録 H.O.T.D.』とコラボレーションする。

　『学園黙示録 H.O.T.D.』は、原作佐藤大輔さん、作画佐藤ショウジさんによる累計100万部突破のマンガをテレビアニメ化したものだ。クオリティに定評のあるマッドハウスがアニメ制作を行うほか、監督にアニメ『DEATH NOTE』の荒木哲郎さん、シリーズ構成に『機動戦士ガンダムOO』の黒田洋介さんら参加するなど気合いが入る。
　学園パニックものとしてスリルとアクションを盛り込み、さらにお色気シーンも満載、緻密な物語構成と完成度の高さも見どころになっている。今期一番の話題作との呼び声も高い。

　岸田教団＆THE明星ロケッツの楽曲は、アニメ作品の緊張感漂うストーリー展開との親和性を最大値まで高めるスリリングなバンドサウンドに仕上がった。イントロのギターの音はボルテージを一気に上げる。リスナーのテンションを際限なく引き上げる魅力の楽曲だ。切れ味抜群の作品のオープニング映像とのシンクロも見どころになっている。
　テレビアニメの主題歌となることで、これまでの岸田教団＆THE明星ロケッツファン以外にもリーチが広がる。2010年代の新しい音楽シーンが動きはじめたようだ。

岸田教団＆THE明星ロケッツ GENEON UNIVERSAL公式サイト
/http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/music/k-kyoudan/

テレビアニメ『学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD』
公式サイト　/http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hotd/