本作は2006年に劇場アニメ『時をかける少女』で一躍注目を浴びた細田守監督の最新作として登場。多くのファンの期待に十分応えた内容で、オリジナル劇場アニメとしては異例の興収16億5000万円を記録した。アニメファンだけでなく、多くの人たちの心に届いた。

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作品の評価の高さは、国内外の相次ぐ映画賞受賞や映画祭出品にも表れている。文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞、毎日映画コンクールアニメーション映画賞、東京アニメアワード アニメーションオブザイヤーほか全7部門、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、デジタルコンテンツグランプリ経済産業大臣賞など国内主要な賞を総なめにする。
海外ではシッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀アニメーション映画賞、ロカルノ国際映画祭コンペティション部門出品などの実績を築く。いまや日本の劇場アニメを代表する作品と言っていいだろう。
実際に、今回テレビ放映を行なう日本テレビには、日本を代表する作品との意識が確実にあるようだ。国内外の名作映画を放映する金曜ロードショーだが、7月2日からは『紅の豚』を筆頭に4週間連続でスタジオジブリの劇場映画を放映する。『サマーウォーズ』は、それと並ぶ作品となる。
放映に先立つ7月2日の『紅の豚』の放映回では、『サマーウォーズ』のマル秘プレゼントコーナーも設けられる。8月1日にはBlu‐ray Discスタンダードエディションも発売される。今年の夏も『サマーウォーズ』で熱く盛り上がりそうだ。
金曜ロードショー /http://www.ntv.co.jp/kinro/
8月6日(金)放送決定(日本テレビ系 21時~)