3月27日に東京ビッグサイトで開催された東京国際アニメフェア2010の特設ステージにて、本作『牙狼〈GARO〉～RED REQUIEM～』の製作発表会が開催された。多くのファンが見守るなか、昨年夏以来秘密のベールに隠されていた作品の一端が紹介された。また気になる劇場公開時期も、2010年秋という劇場公開スケージュールも明らかにされている。
当日ステージに登場したのは、前作に引き続き主人公 冴島鋼牙役を演じる小西遼生さん、本作のヒロイン役の松山メアリさん、さらに斎藤洋介さん、倉貫匡弘さんら豪華キャストらである。特撮映画での異彩演出で知られる雨宮慶太監督もこれに加わり、4年ぶりの新作となる劇場版について語った。
また、ザルバの声でもおなじみの人気歌手影山ヒロノブさんも登場、特別ライブの披露で会場を盛り上げた。
雨宮慶太監督は今回の新作について、「皆さんに支えられてここまで来れた」とファンや関係者に御礼を述べた。そのうえで、「これからも愛のあるサポートをお願いします」と劇場公開に向けてのさらなる支援を呼びかけた。
さらに今回の映画が3D（立体視）映画であることも紹介する。「この映画は3D上映です。3Dにも色々な方式があります。それを見比べていただき、次は立体メガネで、劇場に鋼牙に会いに来てください」
再び鋼牙を演じる小西遼生さんは撮影の思い出を紹介。「撮影を振り返るとつらい思い出の方がたくさん出てきますね。アクションが多かったんですが、スタッフもキャストもみんな、深夜まで疲労を隠して良い作品を作ろうという熱意でやってきました。3Dは新しい試みですし、アクションを3Dで見せることができてうれしいです」
今回の『牙狼〈GARO〉～RED REQUIEM～』の最大の見所は、雨宮監督も触れた3D上映である。現在、劇場映画では3Dがブームとなっているが、邦画での3D作品はまだまだ数が少ない。
『牙狼〈GARO〉』では東北新社製作、オムニバス・ジャパンの最新映像技術が結ぶつくことで迫力あるアクションシーンも含めて全編3Dを実現した。作品の映像はアニメフェアの会場でも上映され、多くのファンを驚かせていた。特撮映画ファンが夢見るより立体感のあるヒーローアクションが本作にて実現する。
『牙狼〈GARO〉～RED REQUIEM～』 公式サイト /http://www.garo-3dmovie.jp
東北新社 /http://www.tfc.co.jp/
当サイトの関連記事
/特撮番組「牙狼」が3D立体映画化 2010年公開決定