富野由悠季らが夜空を語る　六本木で｢ガンダム天文学入門｣開催

　アニメ監督の富野由悠季さん、作家福井晴敏さん、そして天文学者の福江純さんらが、星空を語るイベントが3月9日に東京・六本木ヒルズで開催される。様々なセミナーやフォーラムなどのコーディネイトを行うアカデミーヒルズによる「ガンダム天文入門　～サイド７ってどこにあったの？スペースコロニーの可能性は？～」である。
　宇宙について知ることで、宇宙世紀を舞台にした『機動戦士ガンダム』がより楽しめることを目指す。当日は天文学の知識やスペースコロニーの構想の可能性などを『ガンダム』シリーズを通して対談形式で紹介する。

　富野由悠季さんは『機動戦士ガンダム』の監督、シリーズの原作者として知られた存在だ。ガンダムシリーズだけでなく、『伝説巨神イデオン』や『重戦機エルガイム』など宇宙を舞台にしたSFアニメを数々生み出してきた。
　そして、作家福井晴敏さんは、『亡国のイージス』、『終戦のローレライ』などの小説を大ヒットさせる一方、宇宙世紀を舞台にしたガンダムの最新シリーズ小説『機動戦士ガンダムUC』を執筆する。『∀ガンダム』の小説版『月に繭地には果実』を書くなど、ガンダムシリーズとは縁が深い。
　その二人を迎えるのは、天文学者で『SFアニメを天文する』の著書もあり、SF、マンガ、アニメ、ゲームのファンである福江純教授である。現実の宇宙とSFに中の宇宙を結びつける。

　セミナー後は、六本木ヒルズの森タワー屋上、海抜270mに位置する東京シティビュースカイデッキでの「六本木天文クラブ　スカイデッキ観望会」にも参加出来る。宇宙の話を聴き、そして宇宙を見るイベントになる。
　参加費は東京シティビュースカイデッキの入場料1800円を含み税込み5000円。アカデミーヒルズのサイトから申し込む。

ガンダム天文入門　
～サイド７ってどこにあったの？スペースコロニーの可能性は？～
/http://www.academyhills.com/school/detail/tenmon100309.html