サンライズ荻窪スタジオ制作「ヒピラくん」放映 大友克洋×木村真二 | アニメ!アニメ!

サンライズ荻窪スタジオ制作「ヒピラくん」放映 大友克洋×木村真二

 マンガ、アニメ、実写と様々なフィールドで活躍する大友克洋さんとアニメ界の異才 木村真二さんが創りあげた絵本『ヒピラくん』がアニメ化された。
 12月21日から25日まで、NHK BS2の「冬休みアニメ特選2009」で集中的に放映されている。作品は1話およそ5分のショー

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 マンガ、アニメ、実写と様々なフィールドで活躍する大友克洋さんとアニメ界の異才 木村真二さんが創りあげた絵本『ヒピラくん』がアニメ化された。
 12月21日から25日まで、NHK BS2の「冬休みアニメ特選2009」で集中的に放映されている。作品は1話およそ5分のショートアニメーションで、全10話で構成する。毎日朝11時台に、1本から3本が紹介されている。

 原作は『AKIRA』や劇場アニメ『スチームボーイ』で知られる大友克洋さんが物語を、『鉄コン筋クリート』美術監督、『Genius Party』「デスティック・フォー」監督の木村真二さんがイラストを担当した子供向けの絵本である。
 主人公は吸血鬼ばかりの不思議な世界「サルタ」に住むわんぱくな男の子ヒピラ。少し不気味さを残しながら、独特の可愛さを持つキャラクターたちが冒険ファンタジーを繰り広げる。
 2002年に絵本として発売され人気を集めた。また、英語版・フランス語版が出版されるなど、海外からも高い評価を得ている。アニメでもこうした原作のテーストが活かされる。

 この原作を映像化したのは、CGアニメーションの制作などで定評のあるサンライズ 荻窪スタジオである。『スチームボーイ』、『FREEDOM』などCGアニメーションを用いた最先端のアニメーション映像を実現してきたスタジオだ。
 『ヒピラくん』でも、今までに培ったCGアニメーション技術が余すことなく使われ、ハイクオリティーに仕上げられた。子供たちだけでなく、アニメファン、映像ファンにとって必見の作品だろう。
 監督は原作を手掛けた木村真二さん自身が担当、CGI 監督は『FREEDOM』の佐藤広大さんが務める。また音響監督の百瀬慶一さんは、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』、『スチームボーイ』、『電脳コイル』、『Ergo Proxy』などの代表作がある。まさに精鋭スタッフ陣が揃ったかたちだ。
 NHK BS「冬休みアニメ特選2009」のライナップには、数多くの良質の作品を並ぶ。しかし、その中でも特に見逃すことの出来ないタイトルである。

アニメ『ヒピラくん』

[スタッフ]
監督: 木村真二
原作: 「ヒピラくん」 (おはなし・大友克洋 え・木村真二)
CGI監督: 佐藤広大
音響監督: 百瀬慶一
音楽: コーニッシュ
制作: サンライズ 荻窪スタジオ

[キャスト]
ヒピラ: 小林由美子
ソウルくん: 大原さやか
ゲオルゲ: 鈴木千尋
エレナ: 藤村 歩
ナレーション: 島田 敏

NHKアニメワールド:BS冬休みアニメ特選&教育テレビ年末年始アニメ 
/http://www9.nhk.or.jp/anime/09winter/index.html

[放映情報]
NHK BS 12月21日~25日

21日 11時41分~
  1話「ヒピラくん登場の巻」 2話「ソウルくん誕生の巻」 
22日 11時40分~
  3話「コケコッコーの巻」 4話「野バラの精の巻」 
23日 11時31分~
  5話「カエル王子の巻」 6話「学校はたのしいの巻」 
  7話「サルタ最後の日?の巻」 
24日 11時41分~
  8話「あたらしい友だちの巻」 9話「地底世界の巻」
25日 11時45分~
  10話「ウィッチ・スケッチの巻」

《animeanime》

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