PSPのマンガ配信 12月10日スタート 1巻420円が中心
PlayStationStore(PSS)を運営するソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、PSSを利用したマンガ作品の配信を2009年12月10日からスタートすることを明らかにした。
PSSはインターネットを利用してゲーム機PS3や携帯ゲーム機PSPに向けたサービス
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PSSはインターネットを利用してゲーム機PS3や携帯ゲーム機PSPに向けたサービスを展開するPlayStationNetwork(PSN)を通して、ゲームや映像作品などを販売している。12月10日からはこれにマンガ作品が加わる。
マンガ作品の配信開始は、9月末に東京ゲームショウ2009にて既に発表されている。小学館、集英社、講談社、角川グループなど、国内でマンガ出版を行う有力出版社のほとんど参加を表明したことから大きな注目を集めていた。スタート開始から魅力的な作品が多数揃うとみられる。
PSNにとっては、Xboxライブをはじめとするデジタルコンテンツ流通のプラットフォームサービスのライバルに対抗する有力コンテンツとなる。一方、出版社側にとっては、自社の作品を新たなメディアで展開し、ファンとその購買者を拡大するチャンスとなる。
注目される販売価格は、1巻あたり税込み420円を中心価格帯とする。ダウンロード・オウン(所有型)のサービスということもあり、携帯電話向けで中心のストリーミング型サービスよりやや高めの価格設定となった。
一方で、デジタルコンテンツならではの1話ごとの個別販売も行われる。作品の試し読みやお気に入りのエピソードの購入などに力を発揮しそうだ。こちらは1話あたり税込み50円から150円程度を中心価格帯とする。
12月10日にPSS「コミック」カテゴリーが追加され、ユーザーはそこからマンガ作品を購入することが可能になる。SCEJは今後も、「大容量」「高精細な画面」「快適な操作性」を活かしたPSPならではのマンガの楽しみ方を提案するとしている。
PSS上では、2010年2月から新作オリジナルアニメの大型タイトル『機動戦士ガンダムUC』の販売を行うことも既に発表されている。2009年終わりから2010年に向け、魅力的なコンテンツが並ぶことでアニメ、マンガのデジタル流通のPSSの勢いが増すことになる。
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
/http://www.scei.co.jp/
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