スクリーン数127の中規模な公開でスタートした作品として、記録的な息の長さとなっている。現在の興行収入は14億円程度と見られ、こちらも100スクリーン+の劇場作品としては記録的な数字だ。
また、『サマーウォーズ』の公式サイトによれば、映画の動員数は9月10日に100万人を突破した。そして、この大台突破を記念して、9月20日に記念の舞台挨拶が行われることになった。細田守監督と主人公小磯健二の声を演じた神木隆之介さんが出演する予定だ。
舞台挨拶が行われるのは、作品の旗艦上映館ともなっている新宿バルト9とシネマサンシャイン池袋である。新宿バルト9は10時10分の回の上映終了後、シネマサンシャイン池袋では13時50分の回の上映前を予定している。舞台挨拶を観るには、その上映回の指定席券が必要になる。

『サマーウォーズ』のヒットは個別の作品としてだけでなく、アニメ界全体にとってもポジティブな材料だ。これまでの劇場アニメはテレビシリーズの映画版はヒットしても、映画オリジナルは難しいとされる見方を覆すものになるからだ。
2009年以降、国内アニメ業界ではオリジナル劇場作品が増加している。こうした作品の今後にも、『サマーウォーズ』のヒットが少なからぬ影響を与えるだろう。
*写真は8月23日の舞台挨拶から
『サマーウォーズ』 公式サイト /http://s-wars.jp/index.html
公式Blog 記念舞台挨拶情報ページ /http://s-wars.jp/news-blog/cat15/
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