イベントは10月15日から18日までの4日間、前半2日間をビジネスデー、後半2日間を一般向けのパブリックデーとする。それぞれのターゲットに合わせた、魅力的な企画が並ぶ。
パブリックデーに人気を呼びそうなのが、特別展「『エヴァンゲリオン』グッズ図鑑」だ。市場に展開されたアイテム数は3000とも4000とも言われる『新世紀エヴァンゲリオン』の商品世界を特集する。膨大な『エヴァンゲリオン』の商品群に中から特徴的なものを集め、展示する。
今回の企画は、アニメの「二次利用・商品化」をテーマとするJAM2009に合わせたものだ。『エヴァンゲリオン』を通じて、ひとつの作品から展開する二次利用市場の世界と広がりを体感するとしている。
また、上映企画では「ノイタミナ大解剖(仮)」として、フジテレビなどで人気のアニメ枠「ノイタミナ」を特集する。『東のエデン』から『東京マグニチュード8.0』、『空中ブランコ』、『のだめカンタービレ フィナーレ』と2009年の放映作品をまとめて上映する。
さらにクリエイターたちのトーク・セッションも予定している。人気アニメの集まるノイタミナの全貌に迫る。
ステージイベントではアキハバラのメイドさんたちによる「コスプレよさこい」を行う。ラジオ大阪の人気ラジオ番組アニプレックスアワー「NARUTO RADIO 疾風迅雷」、そして文化放送の「超ラジ!Girlsスペシャル」の生放送などもアニメとアキバを盛り上げる。

ビジネスイベントの展示部門での中心は、商品企画案の募集プロジェクト「アニメプロダクト企画オーディション」、オフィシャルな二次創作サイトOPEN POSTのクリエーターズギャラリーである。
昨年に引き続き、セミナー、シンポジウムの充実も目指す。JETROが主催するのは中国におけるアニメコンテンツの二次利用の可能性を探るものだ。第6回文化庁フィルムコミッション・コンベンション連動企画では、昨年同様にアニメと地域活性化をテーマとする。関係者を招いたシンポジウム「アニメコンテンツの地域ブランド力」を行う。
このほか「企画」、「商品化アイディアの具体化」、「流通」、「二次利用と著作権」の4つをテーマに、業界関係者向けのセミナーも予定する。ビジネス、一般向けとも、盛りだくさんの内容のため、事前の公式サイトで予定の確認をしてから訪れたい。
ジャパン・アニメコラボ・マーケット2009(JAM2009)
/http://www.jam-anime.jp/
日時
ビジネスデー: 2009年10月15日(木)・16日(金)
パブリックデー: 2009年10月17日(土)・18日(日)
会場: 秋葉原UDX 2階「AKIBA_SQUARE」、4階「UDX THEATER」
主催: 一般社団法人日本動画協会・JAM2009 実行委員会/経済産業省
詳細は上記公式サイトで確認ください。