オタワ国際アニメフェス 「マイマイ新子」などが入選
10月14日から18日までカナダのオタワで開催されるオタワ国際アニメーションフェスティバルのコンペティションノミネート作品が発表された。
今回は78の国と地域から2185作品のエントリーがあり、そのうち長編7作品と短編93作品が本選へと進む。日本からは長編1作品
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今回は78の国と地域から2185作品のエントリーがあり、そのうち長編7作品と短編93作品が本選へと進む。日本からは長編1作品と短編1作品が選出された。
長編は『マイマイ新子と千年の魔法』、短編は『ぴったんこ!』である。長編の『マイマイ新子と千年の魔法』はマッドハウスの制作で、片渕須直氏が監督・脚本を務めている。『マイマイ新子と千年の魔法』は11月21日から劇場公開されるが、最近では8月5日より始まったスイスのロカルノ国際映画祭でも上映されるなど早くも前評判の高い作品である。
短編の『ぴったんこ!』は、空気(KOO-KI)の白川東一氏が制作した。空気は福岡にある映像制作スタジオである。近いところでは、代表の江口カン氏が演出したサガミオリジナル0.02のCM『LOVE DISTANCE』が、今年のカンヌ国際広告祭で金賞を受賞するなど、幅広い活躍を見せている。白川氏の『ぴったんこ!』は、国内では宮城・仙台アニメーショングランプリで優秀賞を受賞している。
1976年から行われているオタワ国際アニメーションフェスティバルは北米最大級の映画祭として知られ、フランスのアヌシー、クロアチアのザグレブ、広島と並ぶ4大アニメーションフェスティバルの1つに位置している。そして米国アカデミー賞の公認映画祭の1つでもあるため、グランプリ受賞作品はアカデミー賞のノミネート候補となる。
最近では、2007年に山村浩二氏の『カフカ 田舎医者』が短編でグランプリを受賞している。また昨年は、日本から若手の久保亜美香氏が本選の審査委員の1人となったことでも注目された。
【真狩祐志】
オタワ国際アニメーションフェスティバル /http://ottawa.awn.com/
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