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これまでエヴァ初号機と綾波レイを制作した秋山工房が、作品の中でも人気が高く、ファンからも要望が大きかったアスカの等身大フィギュアを手がけなかったの理由がある。それには造形制作上の問題があり、なかなか制作に踏み切れなったためである。
秋山工房によれば、例えばアスカは綾波に比べて髪が長く、等身大にした場合かなりのボリュームになってしまうという。また、アスカは耳が見える髪型だが、耳から頬にかけての造形は二次元のアニメキャラクターを等身大で再現する場合非常に難しい。
今回は、これらの難しいハードルをクリアしてのフィギュア化実現である。特に今年6月に劇場公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でのアスカの再現とした。
新劇場版には初めて登場したアスカは、名前も惣流から式波に変わり、新たな魅力を見せる。造形上では、プラグスーツのデザインに若干の変更が行われている。今回発売された式波・アスカの等身大フィギュアもこのデザイン変更を反映されている。
等身大フィギュアの希望小売価格は税込み・送料別で43万円を予定、注文から完成までおよそ一ヶ月を要する。秋山工房のOnline Shopから購入可能となっている。
また、完成した式波・アスカ・ラングレー等身大フィギュアは、秋葉原のコトブキヤラジオ会館店で綾波レイとともに8月11日から8月30日まで展示される。購入前の確認もこちらで出来るだろう。
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