ゲーム表現規制の妥当性を調査 デジタルゲーム学会が報告会
近年は、ゲームやアニメ、マンガの性表現、暴力表現がメディアの話題になることが多い。しかし、メディアの表現のあり方について、肯定的であれ、否定的であれ、しばしば客観的な調査なしに、主観的な主張が行われる。
こうした中で日本デジタルゲーム学会は、コン
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こうした中で日本デジタルゲーム学会は、コンピューターゲームの性的・暴力的な禁止表現やZ区分表現についての調査報告を広く紹介する公開講座「「CEROの禁止表現およびZ区分表現の妥当性に関する調査」報告書レビュー」を7月31日に開催する。
講座で取り上げられるコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)は、国内のコンピューターゲームの業界関係者が、ゲームが若者に対して与える影響を念頭に2002年に設立した業界団体である。
CEROはゲームソフトの性的・暴力的内容を中心にレーティングを行い、ユーザーの購入、ゲームプレイの際の指針を与えている。国内のコンピューターゲームソフトの表現規制の中心をなす存在である。
「CEROの禁止表現およびZ区分表現の妥当性に関する調査」は、CEROの取り組みとその妥当性について学術的な視点から取り組んだものだ。今回はその調査の成果である報告書が、今月出版されるのに合わせた。
講座では、実際に調査と執筆を担当した講師がその内容をレビューする。メディア・コンテンツの規制・レーティングを考えるうえで、新たな視点を与えるものとなるだろう。
開催場所は東京大学本郷キャンパスの工学部新2号館9階92B教室、開催時間は19時から21時までとなる。日本デジタルゲーム学会会員は無料で参加可能だが、非会員は2000円の参加費が必要となる。
参加予約は、日本デジタルゲーム学会ウェブサイトで受け付けている。
日本デジタルゲーム学会 /http://www.digrajapan.org/
公開講座「「CEROの禁止表現およびZ区分表現の妥当性に関する調査」報告書レビュー」
/http://www.digrajapan.org/modules/eguide/event.php?eid=34
《animeanime》