「名探偵コナン 漆黒の追跡者」興収34億円突破 シリーズ最高に
4月18日から東宝系で全国公開された『名探偵コナン』の劇場アニメ第13弾、最新作『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』が、記録を打ち立てた。6月7日現在の全国動員が291万人、興収34億円を突破したことが明らかになった。
これはシリーズ過去最高の2002年
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これはシリーズ過去最高の2002年『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』の興収33億8000万円を超えるものだ。『名探偵コナン』の劇場長編アニメで、これまでのシリーズ最高の興行成績達成となる。
『名探偵コナン』劇場シリーズは、小学館、讀賣テレビ、日本テレビ放送網、小学館集英社プロダクション、東宝、トムス・エンタテインメントが、毎年ゴールデンウィークの大型作品とし製作、公開をしている。
今回の『漆黒の追跡者』の大ヒットは、テレビアニメ開始から13年、まるで衰える兆しのない名探偵コナン人気を見せつけた。『漆黒の追跡者』は公開から既に2ヶ月近くなるが、依然上映中で記録を伸ばし続けている。
例年高い人気を呼ぶシリーズであるが、今回は原作やテレビシリーズの物語の核心である“黒ずくめ”(黒の組織)が映画にも本格的に登場したことから人気を呼んだ。こうした関心に加えて、明確なストーリー、歯切れの展開など、幅広い層へのアプローチに成功した。また映画を観たファンからの評価も高く、口コミでも人気が広がった。
さらに製作側によれば、映画公開に先立つ3月27日に日本テレビ開局55周年・読売テレビ開局50周年記念番組『ルパン三世vs 名探偵コナン』が金曜特別ロードショーにて放送された。こうしたことを始め、映画への関心は例年にないほど高まっていたという。
長寿アニメ番組の劇場公開は、『ポケットモンスター』や『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』など毎年数が多い。それだけに競争もまた厳しいといえる。
そうしたなかで今年の『名探偵コナン』は、作品の質と宣伝での巧みさで特に大きな成功となったようだ。
『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』 公式サイト
/http://www.conan-movie.jp/index.html
《animeanime》