パリ ジャパンエキスポ特別ゲスト「フルーツバスケット」高屋奈月さん
7月2日から5日まで、パリ市郊外で開かれるアニメ・マンガイベント ジャパンエキスポは、今年の特別ゲストの一人としてマンガ家の高屋奈月さん招くことを発表した。高屋奈月さんは『フルーツバスケット』の作者として知られる人気マンガ家である。
『フルーツバスケ
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『フルーツバスケット』は数ある日本のマンガの中でも、欧米地域で圧倒的な人気を誇っている。海外で人気のある日本マンガでは『NARUTO』がよく知られているが、現在マンガ単行本のベストセラーで唯一『NARUTO』に対抗出来る売上を誇っているのが『フルーツバスケット』である。こうしたことからも高屋奈月さんの人気が伺えるだろう。
今回のゲスト参加は、フランスのマンガ出版社デルクール(Delcourt)とそのマンガ部門Akataの招聘で実現した。高屋奈月さんにとっては、初めてのフランスになる。
イベント期間中、高屋さんはサイン会やステージでのトークショーなどを行うことになるが、人気マンガ家のイベント参加は、フランスの少女マンガファンに大熱狂を巻き起こすことになりそうだ。
ジャパンエキスポは、アニメやマンガを中心に日本のポップカルチャーを取り上げる欧州最大のイベントである。企業による出展ブースやコスプレ大会、コンサート、ファッションショーなど様々な催しが行なわれる。昨年の入場者は延べ13万人を超えるほどの規模となっており、フランスにおける日本ポップカルチャーの中心的存在だ。
毎回日本から招かれるマンガ家やアニメ監督、アニメーターなどの豪華なゲストも人気の理由のひとつである。特にマンガ家のゲストに強みを持っており、昨年は小畑健さん、小池一夫さん、永井豪さん、大暮維人さんほか、多数のマンガ家が招かれた。
今年のジャパンエキスポは開催10周年記念ということから、例年にも増してゲストの招聘に力を入れている。特に今年は少女マンガをテーマにし、少女マンガ家のゲストが多数招かれる。
既に発表された特別ゲストには『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』や『XXXHOLiC』の作者CLAMP、そして『NANA』の作者矢沢あいさんらが発表されている。いずれもスーパースター級の作家で、日本でも全てが顔を合わせるイベントはなかなか実現しないだろう。
マンガ市場として注目されるフランス、そしてそれを代表するイベントとして注目されるジャパンエキスポの存在感の大きさを感じさせる。
ジャパンエキスポ /http://www.japan-expo.com/art-1-en-accueil.html
《animeanime》