ショートショートフィルムフェス&アジア開催 アニメーションも多数
6月4日から14日まで、東京・表参道で開催されるショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009。その上映スケジュールの一部が公開された。
昨年10周年を迎えたショートショートフィルムフェスティバルは、俳優の別所哲也氏の呼びかけで始まった映画祭である
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昨年10周年を迎えたショートショートフィルムフェスティバルは、俳優の別所哲也氏の呼びかけで始まった映画祭である。
今回のショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009で受賞の対象となるオフィシャルコンペティションには、アニメーション作品からも選出されている。
ジャパン部門に村上浩氏の『不思議発見!?アメリゴさん』、ストップ!温暖化部門に石川ホールディングスこと石川武氏の『次世代エコカー「ツリーダ」誕生』、新設されたミュージックShort部門に西郡勲氏の『SOL』などである。
村上氏は東京国際アニメフェア2004のクリエイターズワールド参加者である。石川氏は同作が第7回国際ニコニコ映画祭で大賞となった。西郡氏の作品はASIDMANの楽曲に乗せたものだが、同じくASIDMANの楽曲で制作した『彩-SAI-(前編)/廻る、巡る、その核へ』が第8回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞している。
このほか特別上映枠もある。そのうちアニメーション作品は、日本人監督奨励プログラム「NEO JAPAN」に石上裕規氏の『印鑑検査工場』、仲邦弘氏の『穴の中』、鈴鹿哲生氏の『五月晴』、家永浩輔氏の『METRO』などである。
国内を巡回するショートショートフィルムフェスティバルのナショナルツアーは、例年5ヶ所前後で行われている。今回は今のところ横浜、名古屋での開催が発表されている。
横浜は東京と開催日程が同じで、会場はブリリアショートショートシアターである。名古屋は7月25日から31日までで、会場は伏見ミリオン座である。一方、2006年から開催地の1つとして栃木県の那須で行われていたものは、今年から那須国際短編映画祭として独立した。こちらでも作品の一部が上映される。
ショートショートフィルムフェスティバルは、国内では広島国際アニメーションフェスティバルに次いで米アカデミー賞公認となっていることでも知られている。
米アカデミー賞公認の映画祭でグランプリとなると、アカデミー賞のノミネート選考リストに加えられる。昨年の第12回広島国際アニメーションフェスティバルでグランプリを受賞した山村浩二氏の『カフカ 田舎医者』も、今年の第81回アカデミー賞で選考対象となっていた。
【真狩祐志】
SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA / http://www.shortshorts.org/
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