「文学少女」劇場アニメ化決定 プロダクション I.Gとコラボ
エンターブレインの発行するファミ通文庫で人気の『文学少女』シリーズが、劇場アニメ化されることが明らかになった。4月25日に立ち上がった新サイト「プロジェクト・メモワール」で告知されている。
公開時期やスタッフ、映画の内容についての発表はなく、詳細は今
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公開時期やスタッフ、映画の内容についての発表はなく、詳細は今後の情報を待つことになる。ただし、サイトでは「文学少女×Production I.G」と表記されており、作品がプロダクション I.Gとのコラボレーションであることが分かる。同社がアニメ制作を手掛けるとみられる。
「文学少女」シリーズは野村美月さんによるライトノベルシリーズで、ファミ通文庫から9巻まで発刊されている。ファミ通文庫の看板シリーズである。竹岡美穂さんの描くイラストも、作品の世界を印象づける。
小説の語り手の少年 井上心葉と、彼の先輩で熱烈な文学少女 天野遠子が活躍する学園ミステリーだ。ふたりの前に起こる様々な事件を巡って物語は展開する。エピソードの多い作品だけに、どういったかたちで映画化されるのか、そしてタイトルに掲げられた「プロジェクト・メモワール」も含めて、今後の企画が関心を集めそうだ。
また、アニメ化に関わるプロダクション I.Gも注目となる。同社は現在、既に多数の劇場アニメを制作しており、そのライナップにさらに新たな作品が加わることになるからだ。
公開が発表されているものだけでも、6月公開の『宮本武蔵-双剣に馳せる夢-』、8月公開『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』、今冬公開『劇場版 東のエデン』、2009年公開『テイルズオブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~』の4本がある。
さらに未発表ながら制作が進行中であることが明らかな作品に、沖浦啓之監督の新作劇場アニメがある。長年同社と制作を続けている押井守監督も、2011年以降公開を目指して新作に着手するとしている。現在明らかになっているものだけで、Production I.Gでは、5本以上の企画が同時進行していることになる。
劇場アニメではこれまでマッドハウスの制作本数の多さが目立っていたが、Production I.Gはそれと並ぶ劇場アニメ制作の一大勢力になりつつあるようだ。
「プロジェクト・メモワール」(『文学少女』) /http://www.bungakushoujo.jp/
エンターブレイン /http://www.enterbrain.co.jp/
ファミ通.com /http://www.famitsu.com/
プロダクション I.G /http://www.production-ig.co.jp/
【プロダクション I.Gによる劇場映画(2009年以降)】
『チョコレートアンダーグランド 劇場版』(2009年1月)」
『宮本武蔵-双剣に馳せる夢-』(2009年6月)
『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~(仮題)』(2009年8月22日)
『劇場版 東のエデン』(今冬)
『テイルズオブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~』(2009年)
『文学少女』(未定)
「沖浦啓之監督新作劇場アニメ」(未定)
「押井守監督新作」(2011年以降)
《animeanime》