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図鑑形式でSLからリニアモーターカーまで、数多い国内の鉄道から日本を代表する60種類を取上げる。そのそれぞれを萌えイラストで紹介するものである。出版社によれば、タイトルそのままに萌えながら鉄道の基本知識がぐんぐん身につくのが、この本の特長である。
取上げられる電車は、北海道から九州地方まで、地方ごとに代表的な電車をチョイスしている。そして、それぞれの列車は見開きで紹介される。
左ページに列車の解説、右ページはその列車をモチーフに描き下ろしたイラストを載せる。電車とイラストを見ることで、ためになる?鉄道の知識が通常より早く理解出来てしまうわけである。
この本の核となるこのイラストには、30名の人気絵師が大集合する。鉄道をテーマにした、イラストレーターの競演というのも本の見所のひとつになる。表紙絵は谷口欣孝さん、EF81形&E26系カシオペアをれっどらーくさん、0系「こだま」を久留米生さん、100形「リニモ」は焔すばるさんといった具合だ。
最近流行の擬人化や萌えを利用した学習、紹介本という流れを汲んだ書籍のひとつだが、オタク属性の中でも最強のひとつといわれる「鉄オタ」に本書はどのように響くだろうか?
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『萌えながらグングン身につく 日本の鉄道 ~入門編~』
発売日:2009年4月30日(予定)
予価:1680円(税込)
発行: ウィーヴ
発売: ヴィレッジブックス
【参加イラストレーター】
■ 谷口欣孝 表紙
■ れっどらーく EF81形&E26系カシオペア他
■ 久留米生 0系「こだま」他
■ 焔すばる 100形「リニモ」他
■ 和いつき 2270系「いちご電車」他
■ spaik77 50000系「ラピート」他
■ 空想時計師 「東京駅」他
など、約30名のイラストレーター