山本二三さんの背景美術の世界 工学院大学で連続講座
『時をかける少女』や『もののけ姫』、『天空の城ラピュタ』など、数多く劇場アニメの美術監督を務めてきた山本二三氏がアニメ作品の背景美術について語る連続講座が、東京・新宿の工学院・朝日カレッジで行なわれる。
講座では山本氏がこれまでに手掛けてきた作品
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講座では山本氏がこれまでに手掛けてきた作品の背景画を紹介することで、アニメ作品を構成する重要なパートのひとつである背景美術の作品の魅力を紹介する。講義は
山本二三氏は、日本アニメーションでテレビシリーズの『未来少年コナン』の美術監督に抜擢されことをきっかけに、多くの作品の美術監督に携わることになる。劇場版『じゃりン子チエ』や『天空の城ラピュタ』、『火垂るの墓』、『もののけ姫』など、高畑勲監督や宮崎駿監督と仕事をした作品も多い。
また、1989年に日米合作で制作された『リトル・ニモ』ではアートディレクターを務めており、日本を代表するアニメーション美術の第一人者である。
今回の講座は3回連続となり、6月6日、20日、7月4日、いずれも土曜日の16時から17時半まで行なわれる。受講料は3回合わせて9000円となる。
講座では山本二三氏が、実際に作品に使用された背景画をスライドで映写しながら解説する。講座の中では特に2006年の劇場アニメ『時をかける少女』を特に取り上げる予定である。山本氏は2007年にこの『時をかける少女』の美術で、東京アニメアワードの美術賞を受賞している。
また、講座の際には、講座の中で取り上げる一部の作品の背景画の原画の、展示も行う予定である。
山本二三が語る背景美術
/http://www.asahiculture-shinjuku.com/kogakuin/koza/2009/02/4440.html
講師: 美術監督 山本二三
日程: 6月6日、20日、7月4日
土曜日、16時~17時半
受講料: 全3回 一般9000円
《animeanime》