初回放送は、「べっちょり」、「受けた」、「カニ母」、「ごあいさつ」、「太陽にほえろ」、「メール」の6本のアニメと、さらに実写バラエティコーナーから構成される。通常のアニメ番組の構成に捉われないとする『毎日かあさん』だが、最初から意欲的な内容になりそうだ。
また、今回オープニングテーマとエンディングテーマを歌うアーティスも発表されている。オープニングは、かあさんの声の出演する森公美子さんが担当する。詳細は今後の発表を待たなければいけないが、オペラやミュージカルでも活躍する森さんだけに、どんな歌が飛び出すのか、4月の放映が待ち遠しくなりそうだ。
さらにエンディングテーマの担当は、なんと体操のお兄さんでお馴染みの佐藤ひろみちさんだ。世代を超えて人気があるタレントだけに、こちらの期待も高まる。

2月26日には、番組放映に先立って『毎日かあさん』のアフレコもスタートしている。初回アフレコからが、声優陣たちにとっては本当のスタートとなる。その初回の感想はどうだったのだろうか?
まず、かあさん役の森公美子さんは、「思ったよりセリフが“ガーッ”とか“ワァッー”とか怒鳴ったりする感じが多いんです。アフレコというよりほとんど音楽の域に達しています。(笑)」と、初回からノリまくったアフレコの様子を紹介してくれた。
さらに「初回収録なので、今後の展開はまだ分からないですが、絵ももちろんすごいですし、声だけでも楽しめる、メリハリのある、色々な意味で“楽しい”作品になるなぁと実感しました。」と、あらためて番組の楽しさを感じ取ったようだ。
そのかあさんの相手役ともいうべき とうさんを演じるのは、俳優の田口浩正さん。「この年になってアニメの声優は初挑戦なんです。」と意外な告白となった。
そして、「分からないことだらけでありますが、新人になったつもりで少しずつ頑張っていきたいなと思っています。」と新しい領域での挑戦に意欲を燃やす。
そして、祖母役の岡本麗さんも、「本格的なアニメの声優は私も初めてです。」とのことだ。「洋画の吹替えなどと違い、絵以外は全く何も入っていない状態で収録なので、正直ドキドキしながら演じていますが、徐々に慣れていきながら、楽しい現場で楽しい家族になっていきたいと思っています。」とアニメ独特のアフレコに挑戦する。
娘のふみ役は、藤井結夏さん「みなさんとてもうまい方ばかりなので、自分がこの場にいられるのがとても幸せです。」と話した。ところがその場で他3人から、「いやいや、あなたが一番うまいよー(笑)」との突込みが入った。この若い才能の発揮ぶりは、4月1日のオンエアで確認出来そうだ。
毎日かあさん元気広場(アニメ公式サイト) / http://www.kaasan.jp/
