香港イマージと光プロ 3DCG版鉄人28号「T28」公式サイトオープン
香港とハリウッドに拠点を持つアニメーション製作会社イマージ(IMAGI)と日本の光プロダクションは、『鉄人28号』のフル3DCG版『T28』のプロモーションサイトをオープンした。
サイトでは企画のシノプシス(概要)やプロモーション動画が公開されている。3DCGの28
ニュース
海外
注目記事
-
一番好きな“新選組”キャラは? 3位「るろうに剣心」斎藤一、2位「銀魂」沖田総悟、1位は…「ギャップ萌え」侍!? <25年版>
-
「アイナナ」頼れるリーダー・二階堂大和をお祝い♪ バースデーストアに潜入!【16 STAR SIGNS】
サイトでは企画のシノプシス(概要)やプロモーション動画が公開されている。3DCGの28号、ブラックスオックス、モンスターなどが派手なアクションを繰り広げる。また、主人公の正太郎少年は、白人として描かれている。
公式サイトによればフル3DCG版『鉄人28号』は、イマージと光プロダクションの共同プロジェクトとなる。イマージはハリウッド向けにアニメーション専門に映画を製作するスタジオだ。現在は今年10月に北米や日本などで劇場公開される『アストロボーイ:Astro Boy』(「鉄腕アトム」)の製作を進めている。
一方、光プロダクションは、マンガ家で『鉄人28号』の原作者の故横山光輝さんの作品を管理している。2000年代になって国内で製作されたテレビアニメ版、劇場アニメ版、実写映画版『鉄人28号』の企画にも関わっている。
今回は日本の往年の人気作品に、イマージが新たに目をつけたかたちだ。白黒テレビシリーズの『鉄人28号』は、60年代に米国で放映をされ人気を呼んだから、世界的な映像作品に出来るとの狙いがあるだろう。
海外でも30代以上の世代にファンが多いのは、『鉄腕アトム』や『科学忍者隊ガッチャマン』、『マッハGoGoGo』と同様である。
サイトではこのほかスタッフリストも公開されているが、公開時期などは発表されていない。『T28』の公式サイトは立ち上がっているものの、企画自体は比較的初期の段階にあるとみられる。
ウェブサイトを立ち上げることで、共同製作のパートナーを求める目的もありそうだ。しかし、企画が順調に進んでも、実際の映像化はしばらく先になるだろう。イマージは現在『アストロボーイ』のほかに『科学忍者隊ガッチャマン』の3DCG劇場映画、日本コンテンツ原作以外の2つの作品『Tusker』や『Cat Tale』といった企画も抱えているからだ。
(情報元: / Anime News Network )
『T28』 ウェブサイト /http://www.imagius.com/t28/web/
イマージ(IMAGI) /http://www.imagi.com.hk/web/
横山光輝公式サイト /http://www.yokoyama-mitsuteru.com/
《animeanime》