京都国際マンガミュージアム入館者50万人突破 開館から2年で
国内初の本格的なマンガ文化の拠点として平成18年11月にオープンした京都国際マンガミュージアムの入館者数が、11月25日に50万人を突破した。
この日、京都国際マンガミュージアムでセレモニーが開催された。セレモニーでは50万人目となった来館者に、養老孟司館長
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この日、京都国際マンガミュージアムでセレモニーが開催された。セレモニーでは50万人目となった来館者に、養老孟司館長直筆のサイン色紙や記念品の贈呈が行われた。
50万人目を迎えた11月25日は、京都国際マンガミュージアムの平成18年11月25日からちょうど丸2年、営業日数では600日あまりとなる。
来館者は初年度が4ヶ月あまりで8200人、平成19年度は20万人、平成20年度は10月末まで19万6000人を超えている。
京都国際マンガミュージアムは開館以来知名度が拡大しており、来館者数も伸びている。また現在は海外からの観光客も少ないないという。
現在の入館者数は、昨年度同期比でおよそ50%増となっている。これについて京都市は修学旅行など団体客の増加していることや、国内外のガイドブックや旅行雑誌への掲載が増えていること、9月に開催された国際マンガサミットの影響としている。
京都国際マンガミュージアムは、京都市と京都精華大学で共同運営を行っている。一般向けの展示では「少女マンガパワー!」といった特別展や「フランス語圏のマンガ バンド・デシネの歴史と展開」展といったユニークな企画展示が行われている。
また、博物館の重要な機能である収集や保管、研究調査にも力を入れる。マンガだけでなくアニメーョンやキャラクター関連も含めて、体系的収集活動を行う。現在の関連資料は約30万点とこの分野では世界最大規模となっている。
研究面では国際マンガ研究センターの活動のほか、一般向けのワークショップや講演会なども行い人気を呼んでいる。
京都国際マンガミュージアム /http://www.kyotomm.com/
《animeanime》