「コードギアス」の音声合成 ブログパーツやシステム音に利用も
9月8日、人気アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』の配信を行うNECのポータルサイトのBIGLOBEは音声合成サービス「KoeLabo」を開始した。
これは、入力した文字データを音声合成によりキャラクターの声で読み上げるサービスである。現在喋らせることができる
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これは、入力した文字データを音声合成によりキャラクターの声で読み上げるサービスである。現在喋らせることができるキャラクターは「コードギアス」のゼロ(cv:福山潤)とC.C.(cv:ゆかな)の2人だけだが、今後増やしていく予定であるとしている。
音声は読み方やアクセント、ピッチを調整することでより自然な喋り方になり、「KoeLabo」では、これらの修正ツールも用意している。作成したセリフは公開することができ、SDキャラアイコンと共にランキングも作られる。
このほか、プレイリストを利用することで複数のセリフを続けて喋らせて、キャラクター同士の掛け合いを作ることもできる。なお、公序良俗に反するセリフはしゃべらせられない。
サービスは無料会員と、月額350円からのコエラボ・プレミアム会員に分かれている。サービス内容は基本的に同じだが、無料会員は使える文字数がセリフ1つにつき15文字、プレミアム会員は1セリフ50文字で、保存が無制限にできる。
また、プレイリストの作成や公開、ブログパーツの作成ができる。このほか、作成した音声をmp3,wav形式でダウンロード(月2個まで)して、PCの機動音などに利用することができる。ダウンロードしたものは個人利用に限られている。
同様のサービスは、以前期間限定(2007年12月~2008年3月)で、人気アニメ『ローゼンメイデン』の真紅(cv:沢城みゆき)を使って実験が行われた。今回はより精度を高めてのリリースとなる。
ヤマハが開発した音声合成エンジン「VOCALOID2」を利用したDTMソフト「初音ミク」などが2007年にクリプトン・フューチャー・メディアより発売されて以降、音声合成で歌わせることがファンの間で流行している。作成された歌やセリフは投稿され、新しいコミュニティを形成した。
この「KoeLabo」を使って、キャラクターのどのようなファンコミュニティが生まれるのか、様々な可能性に注目が集まる。
KoeLabo /http://voice.biglobe.ne.jp/
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