オタワ国際アニメーションフェス 国内から7作品がノミネート
9月17日から5日間カナダで開催されるオタワ国際アニメーションフェスティバルのノミネート作品が発表された。今年は70の国と地域から2150の応募作品が寄せられた。
そのうち101作品が本選に進む短編部門では、国内からは7作品が選出されている。短編部門は、昨年は
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そのうち101作品が本選に進む短編部門では、国内からは7作品が選出されている。短編部門は、昨年は山村浩二氏が『カフカ 田舎医者』でグランプリを受賞したことで話題となった。今年は山村浩二氏の『こどもの形而上学』水江未来氏の『LOST UTOPIA』、木村卓氏の『KUDAN』、加藤久仁生氏の『つみきのいえ』、伊藤有壱氏の『ブルブルくんダンス』と『不思議の国のミミ』、新海誠氏の『猫の集会』である。
山村氏の『こどもの形而上学』は文化庁の芸術文化振興基金助成作品で、水江氏の『LOST UTOPIA』は昨年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルなどにもノミネートされていた。
また、木村氏の『KUDAN』は今年のアルスエレクトロニカで優秀賞を受賞している作品である。そして加藤氏の『つみきのいえ』は今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルでグランプリに相当するクリスタル賞を受賞しているなどで記憶に新しい。
一方、伊藤氏の『ブルブルくんダンス』は、わかさ生活が販売するサプリメント「ブルーベリーアイ」のCMで、『不思議の国のミミ』はマタニティグッズなどを販売する西松屋のCMである。
新海氏の『猫の集会』は昨年NHKで放送されていた「アニ*クリ15」用に制作された作品である。この『猫の集会』も今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルにノミネートされていた。
今回のオタワ国際アニメーションフェスティバルでは「日本アニメーションの新潮流」と題した特集も予定されている。
これは、カナダと日本の外交80周年を記念して行われるもので、日本とカナダとの作品や作家間の交流を図る活動「日加ショートアニメーション・エクスチェンジ(CJax)」の一環でもある。
【真狩祐志】
オタワ国際アニメーションフェスティバル /http://ottawa.awn.com/
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