第14回学生CGコンテスト公式サイトオープン 7月3日から作品募集
CG-ARTS協会は第14回学生CGコンテストの公式サイトを6月17日にオープンした。学生CGコンテストは、次代を担う若い才能を発掘およびその才能を広く紹介することを目的に1995年から毎年開催されてきた。
現在は応募作品が1000点を超え、受賞作品展への来場者数も4万人
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現在は応募作品が1000点を超え、受賞作品展への来場者数も4万人を超えるほどの規模に成長している。
コンテスト受賞者の活躍も目立つ。近年の主な受賞者の活躍では、第10回でU-18賞を受賞した林俊作氏が世界最大のCG学会であるSIGGRAPHへ最年少で招聘されている。
また、昨年第13回に『迷走赤ずきん』で動画部門最優秀賞を受賞したpecoraped(西尾都氏、杉殿育恵氏)は、今年のアヌシーやザグレブといった国際アニメーションフェスティバルにノミネートされるなど国際的にも高い評価を受けている。
商業シーンで活躍する受賞者もいる。第7回に『ふわふわお絵かき』でインタラクティブ部門最優秀賞を受賞した藤木淳氏は、ソニー・コンピューター・エンターテインメントと開発した『無限回廊』を発売している。この『無限回廊』は第10回文化庁メディア芸術祭でアート部門優秀賞を受賞した『OLE Coordinate System』がベースとなっている。
学生CGコンテストの目指す若い才能を発掘や紹介といった目標が実現していると言っていいだろう。
今回の募集は静止画、動画、インタラクティブの3部門で行われるが、今回から新たに全部門においてインスタレーション(空間展示)による作品も対象とされることになった。
応募期間は7月3日から9月19日までである。受賞作品展は来年2月に第12回文化庁メディア芸術祭と共に国立新美術館で開催される。
【真狩祐志】
第14回学生CGコンテスト /http://www.cgarts.or.jp/scg/2008/
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