士郎正宗「攻殻機動隊」 ドリームワークスが実写化発表
米国のエンタテインメント業界情報のバラエティの報道によれば、ハリウッドのメジャースタジオであるドリームワークスが士郎正宗さんの人気マンガ『攻殻機動隊』を実写化することが明らかになった。
作品は3D映画として制作され、プロデュースには『スパイダーマン
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作品は3D映画として制作され、プロデュースには『スパイダーマン』などで知られるアビ・アラド氏とスティーブン・ポール氏が参加する。さらにジェイムス・モス氏が脚本を担当するとしている。また、バラエティは、実写化にあたってはソニーピクチャーズやユニバーサルも交渉を行っていたとしている。
『攻殻機動隊』は日本では1989年に出版されたSFマンガで、国内外で人気が高い。また、1995年に押井守監督の手で劇場アニメ化された同名作品は押井氏の出世作として、監督の知名度を一気に世界レベルに持ち上げた。
映画はハリウッド関係者の多くに影響を与えたとされ、そうした作品として『マトリックス』の名前がしばしば挙げられる。さらに2004年には、今回実写化を決めたドリームワークスも参加してその続編『イノセンス』が製作されている。
海外でも人気の高い作品だけに、実写映画化の可能性はしばしば取り沙汰されてきた。特に2007年1月に、アニメ版の『攻殻機動隊』シリーズを手がけたアニメ製作会社プロダクション I.Gが、実写化交渉権獲得し、ハリウッドのメジャースタジオと交渉中とされたことで、ハリウッド実写化の期待が一気に高まった。
今回のドリームワークスの発表では、具体的な製作予算や公開時期は明らかにされていないが、いよいよ実写化に向かって動き出しそうだ。
昨年の『トランフォーマー』の実写映画公開以来、本年公開の『スピードレーサー』、来年公開予定の『ドラゴンボール』、『鉄腕アトム』、『ガッチャマン』と日本のコンテンツのハリウッド映画化が相次いでいる。
今年2月には、大友克洋さんのSFマンガ『AKIRA』の実写化も明らかになっており、長年企画中とされてきた本命企画が次々に具体化に向かって動いている。
バラエティ /http://www.variety.com/
/DreamWorks to make 'Ghost' in 3-D
ドリームワークス /http://www.dreamworks.com/
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