作品タイトルは『トミカヒーロー レスキューフォース』で、「世界各地で発生する『超災害』に敢然と立ち向い、スーパーツールとスーパービークルを駆使して人々を守り、救い出す」という、「戦う」ヒーローではなく、「人々を救う」ヒーローを描く。
トミカは1970年に発売され、累計680種以上、5億台以上を販売しているロングセラー商品。親子二代でファンで3歳から6歳で展開されているが、タカラトミーは今回の実写化により、小学校低学年から大人にまで広げ、玩具以外にも関連分野にまでコンテンツ展開を行いたいとしている。
タカラトミーでは、国内玩具市場、ライセンス商品市場、トータルで150億円規模を目指すとしている。製作委員会はタカラトミーのほか、松竹、三井物産、白組で組織される。
近年松竹はアニメなどの子供向けのコンテンツに力を入れている。また白組は、これまでは大ヒットになった『ALWAYS 三丁目の夕日』などの映画の特殊映像制作やコマーシャルなどの仕事が多かった。
しかし、最近はアニメ作品の『もやしもん』、『うっかりペネロペ』など番組制作として参加するケースが増えている。今回の『トミカヒーロー レスキューフォース』でも、同社の新しい映像作りが期待出来るだろう。
タカラトミーと松竹による特撮ヒーロー作品は2006年に放送された『魔弾戦記リュウケンドー』に続いて2作目。
当初、『魔弾戦記リュウケンドー』の放送枠が1年で終了したことについて、残念に思ったファンも多かったが、2年ぶりに松竹が特撮作品を手がけることで安堵しているだろう。
放送開始は2008年春を予定しているという。現時点で放送局は明らかになっていない。詳細は2008年1月15日・16日に東京国際フォーラムで行われるタカラトミーの新商品展示商談会の製作発表会で明らかになる。
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(c)「トミカヒーロー レスキューフォース」製作委員会
タカラトミー /http://www.takaratomy.co.jp/