「墓場鬼太郎」 東映アニメーションがアニメ化決定(8/28)
東映アニメーションは、自社の公式サイトで『墓場鬼太郎(はかばきたろう』のアニメ化決定を発表した。発表されたのはアニメ化の予定とタイトルのみで詳細はなく、詳しい内容は今後の追加情報を待つしかない。
しかし『墓場鬼太郎』はマンガ家水木しげるさんが、196
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しかし『墓場鬼太郎』はマンガ家水木しげるさんが、1960年代の貸本時代に描いていたマンガのタイトルである。人気マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』の原型となった作品と見なされている。
現在、東映アニメーションは水木しげるさん原作の『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメシリーズをテレビ放映している。通算で5度のアニメ化作品となるこの作品のメインターゲットは、6歳から12歳である。
『墓場鬼太郎』の鬼太郎像は、現在のアニメ版に較べてひねくれた性格である。もしこの作品をアニメ化すれば、従来よりも高い視聴者がターゲットになるだろう。
また東映アニメーションは、7月の四半期決算の報告の際に『KITARO the Movie』と題した劇場向けCGアニメーションの製作を明らかにしており、今回発表された『墓場鬼太郎』がこれと同じ作品の可能性もある。
『鬼太郎』は5回もアニメ化されていることからも判るように、世代を超えて人気の高い作品である。これまでも映像作品や商品展開を通じて、東映アニメーションに大きな利益をもたらしてきた。今回の決定は、物語と作品のさらなる展開を目指したものといえる。
このほか今年4月には実写映画版『鬼太郎』が、劇場公開されている。VFXを多用したこの映画は大きな人気を集め、興収20億円を超える大ヒットになった。この実写版は東映グループでなく、松竹系で配給されている。
東映アニメーション /http://corp.toei-anim.co.jp/
《animeanime》