
公式キャラクターは公募された作品のなかから、東京国際アニメフェア実行委員会が選考を行った。
「7代目 TAFちゃん」は、京都府在住の韓国人デザイナーであるアン・キヨンさんがデザインしたものとなった。キャラクターは東京国際アニメフェアの通称である「TAF」をモチーフに、東京のイメージである東京タワー、それにアニメ制作をイメージする鉛筆と筆を重ね合わせ擬人化している。
作者のアン・キヨンさんは、「全体的にソフトなラインでラフに表現することによって、人々に親しみやすい印象を与えるようにした」としている。
8月25日には、東京・秋葉原のAKIBA 3Dシアターで、公式発表会と表彰式が行われた。プレゼンターとして挨拶に立った東京国際アニメフェア実行委員会副委員長の松谷孝征氏は、「東京という表現が難しいところを見事に表現している。アニメフェアも当初は国際と名乗っていたがインターナショナル部分が少なかった。現在は名実ともにインターナショナルになっている。今回、韓国のかたのデザインが決まったのもインターナショナルになったこと示すものだ。」と話した。
アン・キヨンさんは、「自分のデザインが、こんな国際的な舞台で活かせて貰えてうれしい。」と述べた。

採用されたキャラクターは、東京国際アニメフェア2008の前後およそ1年間、アニメフェアの国内外の広報・宣伝活動に利用される。
東京国際アニメフェア公式サイト
/http://www.tokyoanime.jp/ja/