ポケモンの新アミューズメント機 新しいビジネスの柱に(4/11)
玩具会社大手のタカラトミーとゲーム開発のAQインタラクティブは、共同事業としてキッズ向けの新しい業務用アミューズメントマシン『ポケモン バトリオ』を今年7月から導入する。
従来の子供向けの業務用アミューズメントマシンが、『ムシキング』に代表されるカー
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従来の子供向けの業務用アミューズメントマシンが、『ムシキング』に代表されるカードデーターの読み込み型が中心であるのに対して、『ポケモン バトリオ』は「パック」と呼ばれる円形状のアイテムを利用する。ゲームマシンは「パック」のデータを読み取るだけでなく、「パック」自体をゲーム画面上で動かして利用することも出来る。
子供向けの対戦型アミューズメントマシンは、セガが2003年に発売した『甲虫王者ムシキング』の対戦型カードゲームが大ヒットして以来急激に市場が拡大している。その後も、女児向けの『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』や『恐竜キング』など継続的にヒット作を出し、かつターゲットとする市場も広がりを見せている。
今回の『ポケモン バトリオ』は、このアミューズメントマシン市場の大きさに注目した事業と考えられる。ただし、これまでのカードでなく「パック」を導入することで新しい遊び方を提案し、ゲームの差別化を図っている。
これまで『ポケットモンスター』関連のゲームは、任天堂が開発・販売を行なうゲーム機向けのゲームソフトと対戦カードゲームのふたつ大きなラインがあった。今回は、これにさらにアミューズメントマシンを利用した対戦型のゲームが加わることになる。
今後の展開しだいでは大型商品に育つ可能性が高く、ゲームソフトやカードゲームに次ぐ主要商品になるかもしれない。
『ポケットモンスター』は国内外有数のキャラクターブランドであるため当初よりある程度のヒットは期待される。またAQインタラクティブは独立のゲームソフト開発会社の大手で、そのゲーム開発力への評価は高い。自社ブランドでの『VAMPIRE RAIN』のほか、数多くの大型タイトルを開発している。
強力なキャラクターブランドに高いゲーム開発力が加わる『ポケモンバトリオ』の今後の展開は、大きな注目となるだろう。
ポケモンバトリオ 公式サイト /http://www.takaratomy.co.jp/products/battrio/
タカラトミー /http://www.takaratomy.co.jp/
AQインタラクティブ /http://www.aqi.co.jp/
「ポケモンバトリオ」
形態 業務用キッズアミューズメント筐体
希望小売価格 1回1枚100円/税込
稼動予定時期 2007年7月稼動予定
筐体サイズ 1315mm (H)×600mm(W)×650mm(D)
パックサイズ 直径40mm 厚さ3.4mm
ゲームプレイ時間 1プレイ約5分
プレイ人数 1~2人
対象年齢 6歳以上
製作 タカラトミー・AQインタラクティブ
販売会社 株式会社 タカラトミー
《animeanime》