NY紀伊國屋 マンガファン増加で店舗拡大のため移転(3/31)
アメリカのオンラインマガジンのニューヨークビジネス・ドットコムは、ニューヨーク・マッンハッタンのロックフェラーセンターで25年間以上にわたり営業を続けてきたニューヨーク紀伊國屋書店がこの秋に店舗拡張のため移転すると伝えている。
新店舗は現在のロック
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新店舗は現在のロックフェラーセンターから南に6ブロック先のブライアント・パークに面しており、タイムズスクエアからもほど近い。既にニューヨーク紀伊國屋書店は、2200㎡を越える店舗の15年契約リースを結んでいる。
ニューヨークビジネス・ドットコムによれば、今回の移転はニューヨーク紀伊國屋の顧客層変化のためである。20年前までは売上げのほとんどを占めていた日本語の書籍は、いまでは半分以上が英語の書籍に変わっているという。またなかでも、日本のファッション誌とグラフィックノベル(マンガ単行本)が人気となっている。
新店舗は公園に面したカフェのほか、ファッションとアニメ、音楽の部門を拡充する予定であると伝えている。
紀伊國屋書店は国内有数の書店チェーンだが、日本以外に東南アジアやオーストラリアにも店舗を展開している。また、米国では西海岸に6店舗、ニューヨークで2店舗を展開している。
これらの店舗はもともと現地在住の日本人や日本語学習者などに向かって日本の書籍・雑誌などを販売してきた。しかし、近年は日本のマンガやアニメDVD、雑誌を多く扱っていることから、日本のポップカルチャーに関心がある現地の一般的な市民の人気を集めている。
紀伊國屋の各店舗はマンガやアニメの商品が豊富な商品として、日本のポップカルチャー販売の重要な拠点となりつつある。近年は、ロックフェラーセンターの店舗では、ボーイズラブ作家のこだか和麻さんや新田祐克さんのサインが開かれ、多数の現地ファンが詰め掛けたことで話題になったこともある。
今回の移転はこうした変化の表れのひとつで、米国のほかの店舗も同様の状況になっている。
/ニューヨークビジネス・ドットコム
紀伊國屋書店 /http://www.kinokuniya.co.jp/
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