完全無料 週刊マンガ誌がフリーマガジンで登場(1/15)
街角で無料配布される雑誌は珍しくなくなっている。1月16日からこれに、無料の週刊マンガ誌が新たに加わることになった。
株式会社デジマが創刊し、1月16日から都内主要ターミナルで配布をする週刊マンガ誌「コミック・ガンボ」である。
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株式会社デジマが創刊し、1月16日から都内主要ターミナルで配布をする週刊マンガ誌「コミック・ガンボ」である。
デジマによれば「コミック・ガンボ」は、国内初の無料週刊マンガ誌として既成の定期刊行マンガ誌の概念を打ち破ることを目指している。
無料配布の雑誌は、タウン情報や時事情報、読み物、さらにアニメ情報誌まで含めてありとあらゆるテーマで発刊されている。
しかし、マンガ週刊誌を中心とする雑誌の最大勢力であるマンガ誌のフリーマガジンは、これまで見かけることがなかった。「コミック・ガンボ」の狙うのは、この広大で未開拓の市場のようだ。
マンガ誌の内容は、新刊マンガ誌に多い新人を中心に連載を組むといった新人育成型とは異なったベテラン中心の編成を目指している。同誌は、新人ではなく既に実績のあるマンガ家による、読者が「次号を読みたい」と思うような読み応えのある連載を行なうとしている。
実際に、今回デジマの発表した執筆陣には、江川達也氏やしりあがり寿氏といった有名作家も含まれている。連載マンガは毎週約15本、想定読者層は、首都圏の20代から40代のビジネスマンと学生である。
ここでもビジネスマン向けの青年マンガ誌というニッチ(隙間)市場ではない、コアな市場を狙っているようだ。また、収益は他の多くのフリーマガジンと同様に、広告費をベースにすると見られる。
創刊日の1月16日には、首都圏の主なターミナル駅(東京・新宿・池袋・渋谷・八王子・大宮・千葉など)で10万部が配布される。その後は毎週火曜日に発刊され、春以降は配布場所の増加も検討したいとしている。
また、雑誌の内容はPCサイト、モバイルサイトでも同時発信し、雑誌を受け取れない人や地方の読者もカバーする。
「コミック・ガンボ」執筆者
板橋しゅうほう / 江川達也 / 小野広喜 / 梶川良 / カネシゲタカシ/木村直巳/きりえれいこ/黒岩よしひろ/ささいみりか/しりあがり寿/すねやかずみ/武喜仁/土井泰昭/河承男/はまのらま/日高トモキチ/牧野博幸/路みちる/木逢春/村上もとか/ヨコシマン/吉田ひろゆき/渡辺電機株式会社/足立淳(新人)/岩下はがね(新人)/上野毛あさみ(新人)/司馬亘(新人)
コミック・ガンボ
創刊日 : 2007年1月16日
発行サイクル : 週刊(毎週火曜日発行)
発行エリア : 首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)
版型 : B5(257mm×182mm)中綴じ
部数 : 10万部
配布場所 : 首都圏主要ターミナル駅周辺など
編集長/発行人 : 甲斐 昭彦
コミック・ガンボWebサイト /http://gumbo.jp
デジマ /http://www.digima.info/
《animeanime》