ゲド戦記の劇場公開7月29日に決定(6/2)
この夏に注目のスタジオジブリ新作アニメ『ゲド戦記』の公開日が、7月29日に決まった。前回のジブリ作品『ハウルの動く城』が、制作の遅れから大作アニメ映画として例のない11月20日であったのに較べると夏休みの真ん中という万全の体制である。
ゲド戦記の劇場公開
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ゲド戦記の劇場公開日決定で、この夏公開のアニメ・アニメーション映画の劇場公開日は『時をかける少女』を除くとほぼ出揃った。
ディズニーとピクサーの最新フル3DCGアニメーションで、擬人化された自動車たちが活躍する『カーズ』が、7月入ってすぐの1日公開。GONZO制作でフジテレビが力を入れている『ブレイブストーリー』が翌週の7月8日になる。
さらに翌週は、毎年40億円の興収を稼ぎ続けている『ポケットモンスター』の新作劇場映画『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』となっている。『ゲド戦記』はこの『ポケモン』から遅れること2週間で7月最終週に登場する。
同じ東宝系で『ポケットモンスター』が15日とゲド戦記29日と2週間ずれているは、劇場館数の確保の問題や時期をずらすことで両作品での大ヒットを狙うことなどがあるだろう。
この4作品が今年の夏のアニメーション映画の興行の中心として、ハイレベルの競争を繰り広げることは間違い。
作品別に見れば、前売り販売を中心とする『ポケモン』は昨年とあまり大きな違いはないと予想される。いっぽう、ジブリ作品、ピクサー作品としてブランド価値の高い『ゲド戦記』や『カーズ』も、どこまで、動員数を伸ばせるかということはあっても大きな失敗はないだろう。
一番の注目は、大作アニメ初挑戦のフジテレビと劇場アニメの経験の少ないGONZOが組んでいる『ブレイブストーリー』の結果でないだろうか。
/ゲド戦記公式サイト
/カーズ公式サイト
/ブレイブストーリー公式サイト
/ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ公式サイト
《animeanime》