SIGGRAPH2006 エントリー97作品決定(4/22)
7月30日から8月3日までアメリカ・ボストンで開催されるCGアニメーションの大イベントSIGGRAPH2006(シーグラフ2006)のコンピュターアニメーション・フェスティバルの上映作品が決定した。上映作品は、既にベスト作品に選ばれている『One Rat Short』や審査員特別賞の
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シーグラフは、アメリカのコンピュター計算学会が主催するCGアニメーションの研究発表と技術や作品成果の発表の場として知られている。このなかで作品が上映されることは、そのCGアニメーション作品のレベルの高さを示し、CGアニメーション界での評価も高くなる。
今年のシーグラフへの応募作品は、昨年から25%増の726作品であった。その中からコンピュター映像・アニメーションの分野で卓越した作品とされた97作品がエントリー作品として選ばれた。作品のうちおよそ4割近い38作品が学生の制作によるものであった。
コンピューターアニメーションフェスティバルのテレスン・マッソン委員長によれば、応募作品の増加により今年のエントリーの基準は例年より上がっており、多様性に富んだ作品が集まったとしている。
作品の応募者の在住国はアメリカだけでなく、英国、日本、ドイツ、オーストラリア、メキシコなど世界各国に及んでいる。
今年のエントリーには、ベスト作品や審査員特別賞のほかに世界的なCGスタジオWetaデジタルによるふたつの『キングコング』のフィルムなどの話題作も多い。
日本からは、エレクトロニクシアターでゲームのアニメーションムビー『モンスターファーム 5 サーカスキャラバン』、アニメーションシアターに『ファイナルファンタジーⅦアドベントチルドレン』、『Musashino Plateau』(吉田学園/名古屋市立大学、高橋信雄)、『OH HISSE』(山川晃)、『scope』(Yabuki Makoto)の4作品の計5作品が選ばれ、上映される。
(敬称略)
SIGGRAPH2006 /
/エレクトロニクシアター /アニメーションシアター
/モンスターファーム 5 サーカスキャラバン公式サイト
/デジタル・メディア・ラボ
/ファイナルファンタジーⅦアドベントチルドレン公式サイト
/吉田学園情報ビジネス専門学校
/名古屋市立大学
《animeanime》