クレイアニメのアイトゥーン 横浜港地区へ移転(2/16)
日本のクレイアニメーションの第一人者と知られる伊藤有壱氏の会社アイトゥーンが、横浜みなとみらい地区に程近い横浜市中区海岸通に移転する。
これは、横浜市の映像文化都市構想やナショナルアートパーク構想に基づいた「映像コンテンツ制作企業立地促進制度」を
ニュース
行政
注目記事
-
高橋李依さんお誕生日記念! 一番好きなキャラは? 3位「リゼロ」エミリア、2位「からかい上手の高木さん」高木さん、1位は…<25年版>
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
これは、横浜市の映像文化都市構想やナショナルアートパーク構想に基づいた「映像コンテンツ制作企業立地促進制度」を利用した第1号となる。
アイトゥーンと伊藤氏は、日本を代表するクレイアニメーションのクリエーターとして知られている。これまでに、テレビコマーシャルやNHKの教育番組を中心に数々の作品手掛けてきた。現在、同社は東京・渋谷のNHKに程近い場所に本拠を構えている。
同社が新たに拠点を設けるのは、港湾流通会社の国際コンテナターミナルが横浜港と馬車道近くに所有する万国橋倉庫になる。横浜市のナショナルパーク構想に賛同した国際コンテナターミナルが、アート系企業をコアテナントにする「創造空間 万国橋SOKO」としてこれを貸し出している。
今回の第1号に決まったアイトゥーン含めて、デザイン企業やデジタルアーカイブなど5企業が入居する。
横浜市馬車道地区は、企業のほか東京藝術大学大学院映像研究科も昨年からキャンパスを開設し、映画教育を始めている。来年春には、新たにアニメーション学科も開設される予定である。
これまでは映画関連やアニメ関連企業は、東京一極集中とされてきた。しかし、埼玉県のSKIPCITYや今回の横浜市のように、環境にやさしく文化的イメージも漂う映像関連企業を自治体が誘致する動きが増えている。
今後は、こうした自治体の優遇政策によってコンテンツ関連企業立地の分散化が進むかもしれない。
/アイトゥーン
/横浜市
/国際コンテナターミナル
/東京藝術大学大学院映像研究科
《animeanime》