ジブリ「ゲド戦記」映画化 監督に宮崎吾朗(12/13)
宮崎駿監督の作品などを中心に数々のヒット作を生みだしてきたスタジオジブリ。そのスタジオジブリが『ハウルの動く城』に次ぐ新作アニメ映画の製作を本日リニューアルオープンしたスタジオジブリ公式サイトで明らかにした。
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スタジオジブリの新作映画はアメリカのSF作家アーシュラ・ル・グウィンの『ゲド戦記』シリーズを原作とし、タイトルもそのまま『ゲド戦記』になる。また、映画監督には宮崎駿監督の長男の宮崎吾朗氏が抜擢された。作品は既に制作に入っており来年7月公開予定である。
宮崎吾朗氏は、信州大学農学部森林工学科卒業後、公園緑地や都市緑化など主にランドスケープに関わる仕事に従事。その後、徳間記念アニメーション文化財団常務理事、三鷹の森ジブリ美術館館長などを歴任した。
ル・グインが、30年以上かけて書き進めた原作の『ゲド戦記』シリーズは、海外では『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』や『ナルニア国物語』と並ぶファンタジー小説の名作とされており、ファンの間では高い人気を誇ってきた。
ル・グウィンはファンタジー小説の『ゲド戦記』で、その名を知られているが『闇の手』、『所有せざる人々』などの代表作があるアメリカのSF小説作家。1970年にはアメリカSF界を代表するヒューゴ賞とネピュラ賞を受賞するなど実力派作家としても知られている。
世界の映画業界でブームの様相をみせる名作ファンタジー小説の映画化に、スタジオジブリも参戦したといえる。ストーリーは架空の世界「アースシー」を舞台に、魔法使いゲドの年代記として構成されている。第1部は「自己と戦い」、第2部は「男と女」、第3部は「死」といった具合に、メッセージ性の高い物語でもある。
宮崎駿は以前よりアニメにしたい原作として『ゲド戦記』にふれており、その望みは息子の手に委ねられるかたちとなった。
/スタジオジブリ新公式サイト
/スタジオジブリ最新作「ゲド戦記」鋭意制作中!
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