伊藤忠 石ノ森原作を海外で実写映画化(11/15)
大手商社の伊藤忠商事は、アメリカの映画企画会社コミック・ブック・ムービーズと共同で石ノ森章太郎の原作をもとに米国ハリウッドで実写映画を製作すると発表した。第1作は制作費を50億円から60億円かけ、ハリウッドのメジャースタジオ通じて2008年の公開を目指すと
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原作は伊藤忠と石森プロ、石森章太郎プロの共同出資会社である石森エンタテインメントが提供するが、現在、作品は選定中で石森エンタテインメントの管理する作品以外の石ノ森作品も検討対象になっている。
近年、大手商社の中でアニメ関連ビジネスへの関わりを強める動きが見られるが、そうした中で、伊藤忠の積極的な取り組みが目立っている。同社は既に米国の大手メディアグループのタイム・ワーナーと共同で、30億円規模のアニメ製作ファンドの設立に関する提携を結んでいる。
石森エンタテインメントは、『仮面ライダー』や『サイボーグ009』などの作品を手掛けた人気マンガ家石ノ森章太郎の作品管理と活用を目的に2004年9月に設立された。設立時に同氏の作品の中から31作品の独占許諾権を獲得している。
今回の事業もこうした流れの中にあるといえる。伊藤忠は同社設立当初は、5年間で50億円の投資規模を目指すとしていたが、今回の事業は当初の計画より規模の大きな事業となっている。
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