Mr.インクレディブル 米国で1700万枚の売上げ | アニメ!アニメ!

Mr.インクレディブル 米国で1700万枚の売上げ

 米国で『Mr.インクレディブル』のビデオグラム(DVD/ビデオ)の売上高が記録的な数字に達している。米国の通信社ロイターによれば3月の販売開始以来の『Mr.インクレディブル』のビデオグラムの売上げ枚数は、米国内だけで既に1770万枚を販売したという。これは、合計

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 米国で『Mr.インクレディブル』のビデオグラム(DVD/ビデオ)の売上高が記録的な数字に達している。米国の通信社ロイターによれば3月の販売開始以来の『Mr.インクレディブル』のビデオグラムの売上げ枚数は、米国内だけで既に1770万枚を販売したという。これは、合計で3000万枚以上販売した『ファインディング・ニモ』次ぐ規模になる見通しだという。
 また、5月5日に発表されたピクサーの第1四半期の決算は、この『Mr.インクレディブル』のビデオグラムの好調な売上げを背景に売上高が1億6120万ドル、利益は8190万ドルといずれも前年同期比の約3倍と極めて好調であった。

 こうしたディズニーを中心とするアニメのビデオグラム(DVD、ビデオ)が記録的な売上げをあげる一方で、米国市場での日本アニメのビデオグラムの売上げは通常は1作品当たり数万枚単位に過ぎない。また、日本アニメの米国の全ビデオグラムの売上げに占める割合も1%程度にとどまっている。
 近年、米国市場での日本アニメの台頭が言われているが、実際は、米国のアニメーション市場は依然米国製アニメーション中心の市場であり、日本アニメの現状はその中で将来に亘るマーケットを得られるかどうかが課題となっている。ディズニーのような大作アニメとマニア向けの日本アニメを同列に語ることは難しい。しかし、成功すれば大きいのが米国市場ともいえる。日本アニメもやり方しだいで意外に大きなビジネスチャンスがあるのでないだろうか。

 『Mr.インクレディブル』のビデオグラム(DVD/ビデオ)は、日本では6月15日に通常版2,940円と限定版15,750円の2通りが発売される予定になっている。

/ピクサー 

《animeanime》

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