【完全初見】『ソニックスーパースターズ』プレイ&座談会!ソニックシリーズ未体験の女性編集部員が思わず絶叫した「ここ好き」ポイント | アニメ!アニメ!

【完全初見】『ソニックスーパースターズ』プレイ&座談会!ソニックシリーズ未体験の女性編集部員が思わず絶叫した「ここ好き」ポイント

10月17日にリリースされたばかりのシリーズ最新作『ソニックスーパースターズ』を編集部内でプレイ&座談会を実施!

コラム・レビュー ゲーム
注目記事
PR
(C)SEGA
(C)SEGA 全 17 枚 拡大写真

日本を代表するゲームキャラクター、「音速のハリネズミ」ことソニック・ザ・ヘッジホッグが仲間たちとともに帰って来た!

今度の冒険の舞台は巨大生物が生息する「ノーススター諸島」。シリーズおなじみのボスキャラで、今回は巨大生物の乱獲をたくらむDr.エッグマンに仲間たちとともに立ち向かう!

今作はもちろんのこと、『ソニック』シリーズ自体が初体験という女性編集者が見た、ソニックたちのハイスピードアクションの世界とは? シリーズ未体験の読者にこそ見てほしい、意外と知らなかった『ソニック』のポップな世界やその面白さを座談会形式でプレイレポートします!

[取材・文:気賀沢昌志]

▲『ソニックスーパースターズ』ローンチトレーラー

◆ほぼ「ミリしら」編集部員の初めてのソニック

▲高低差の激しいステージを一気に駆け抜けるのが『ソニック』シリーズの特徴。追尾ミサイル型の敵も追いかけてくる、アクティブなプレイスタイルが楽しい。

「今セッティングしますね」

そう告げてNintendo Switchをモニターにつなぎ始めたのは入社1年目の甲斐里桜さん。そのほか会議室には入社2年目の宮本隼輔さん、カメラマン役を引き受けてくれた編集部員・吉野庫之介さん、そして筆者の計4名が集っています。

吉野さんは2001年から2004年までリリースされたゲームボーイアドバンス向けの『ソニックアドバンス』を、宮本さんはニンテンドーDS時代にリリースされたソニックタイトルをプレイ済み。一番若い甲斐さんはシリーズ未プレイで、ソニックというキャラクターは知っていてもゲーム由来であることを知りませんでした。

ちなみに筆者はドリームキャストの時代に『ソニックアドベンチャー』を数回プレイした程度。あとはジム・キャリーがDr.エッグマン(1作目ではDr.ロボトニック名義)を演じた実写映画『ソニック・ザ・ムービー』シリーズを観ました。

なお大の実写化好きなので、『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』やジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『ストリートファイター』も劇場で見ました。今でも忘れられません。劇場のあちこちで聞こえた「ヨッシーだ……」「え? ヨッ……シー?」という戸惑いの声を。個人的にはどちらも面白かったです。

少し脱線しましたが、そんな4人が会議室に集まってスタートしたプレイ&座談会。プレイ経験が少ない順で甲斐さんと宮本さんがコンビでステージ攻略に挑みます。

▲勢いをつけて走ることでループ型のコースをクルンと一周。ジェットコースターのような疾走感が楽しい!

今作の『ソニック』は横スクロール型の高速アクションゲーム。『ソニック』シリーズは1991年にメガドライブでリリースされた『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』からはじまり、任天堂、ソニー、マイクロソフトなど各社のハードで長くシリーズタイトルがリリースされてきました。

直近のタイトルは2022年にリリースされた『ソニックフロンティア』で、3Dのマップを自由に移動するオープンワールド風のアクションゲームです。

しかし今作『ソニックスーパースターズ』は初代と同じく横スクロールのアクションゲームに立ち戻り、この30年の進化をギュギュッと詰め込んだ集大成的なタイトルに進化していました。3D化されたキャラクターや各ステージがもっともわかりやすい進化です。

『ソニック』シリーズの特徴と言えば、やはりそのタイトルの通り、「音速のハリネズミ」ことソニック・ザ・ヘッジホッグが高速移動でステージを駆け抜ける爽快感でしょう。シリーズ初プレイの甲斐さんはその速さを目の当たりにして「ちょっ、はっや!」とテンションが上がっていました。

ちなみに今作のプレイアブルキャラクターは、主人公のソニックと、その仲間であるテイルス、エミー、ナックルズの4名。今作ではシリーズ初のオフライン4人同時プレイ対応となっており、そのためソニックにもっとも近い3名がプレイアブルキャラクターに選ばれました。

▲しっぽをプロペラのように回転させて飛ぶテイルス。仲間を引っ張り上げて飛ぶこともできます。
▲滑空や壁のぼりができるナックルズ。
▲ハンマー使いのエミー。

甲斐さんが操作するのはテイルス、宮本さんがソニック。2人同時プレイでスタートしたゲーム本編は、どちらかが先行すると置いて行かれた方はいつでも合流できる形で進むため残機をロストすることはありません。しかしパニックは必至! スタート直後からカオスが極まります。

瞬く間にダッシュしてループ型のコースを一回転し、ピョーンと飛んでは空中の足場を使って猛ダッシュ。そんな宮本さん(ソニック)に対して、置いてけぼりの甲斐さん(テイルス)は「ちょっ、はっや!」「待ってください、チートですチート!」と追いすがります。

一方の宮本さん(ソニック)は「方向キーを押してるだけなのにめっちゃ速い(笑)」「基本的に方向キーとジャンプボタンだけで行けますね」と余裕の表情。「っえー!」「ヤバッ」「なにこれ楽しい」と、もはや後で原稿にまとめられるかどうか不安になるくらい、2人ともほぼ叫び声だけでプレイに熱中していました。

◆新要素で大絶叫!

スピードを活かしてガンガンと先へ進み、ステージをひとつずつクリアしていく本作。ステージ構成が上下にも広いためどこへ行ったらいいか迷う場面もありましたが、基本的に右へ進めば自然とゴールにたどり着く親切設計となっています。

配置されたアイテムはおもにコインとリング。リングは特に重要で、ひとつでも所持していれば攻撃を受けてもリングをバラまくだけで自機をロストすることはありません。リングをバラまいても再び拾い集めればいつまでも続けられるので、アクションゲーム初心者でも安心してプレイできるでしょう。

またボタン操作も、基本的に移動とジャンプだけなので、今回のように操作の仕方を知らずにパッと集まっても、すぐにみんなで盛り上がれます。

▲ソニックのキャラクターイラスト。

甲斐さんは『ソニック』シリーズ初プレイであることに加え、普段はFPSをしているため、このようなアクションゲームには慣れていない様子。それでもすぐに楽しめましたし、テイルスの固有アクションも使いこなしていました。

なおテイルスの固有アクションとは、ジャンプボタンの連打で空を飛べることです。ソニックは4人の中でスピードに特化した存在。ナックルズは滑空ができるうえに、特定の壁をパンチで破壊できたり壁のぼりができたりして、新たなルートの発見に向いています。エミーは2段ジャンプとハンマー攻撃の使い手。それぞれのキャラクターを使い分けることでゴールへの最短ルートや、ボーナスステージへの入り口を探したりできるでしょう。ワイワイとやるならタイムアタックも盛り上がりそうですね。

中でも面白いのはテイルスの飛行アクションです。仲間を引っ張り上げて飛ぶことができるので、協力プレイでは仲間のサポートもできます。

当初は各キャラ固有能力のことを知らず、ただジャンプしたり走ったりしていた甲斐さん。飛べることを知ると「あっ、今飛びましたよ、私! 見ててください……あ、違った(笑)」とトライし、成功すると「えっ、えっ、飛んでる飛んでる!」と大喜び。

さらに仲間と一緒に飛べることを知ると、「へー、ちょっとやってみたいです!」とまたまたチャレンジ。ソニックをぶら下げて飛行するテイルスを見て、宮本さんとともに「っえーーー!」と大きな声を上げていました。

▲テイルスのキャラクターイラスト。

しかし世は弱肉強食。その後はスピードに酔いしれた宮本さんが高速でステージを駆け抜けて甲斐さんを置き去りに……。一方の甲斐さんもギミック満載のステージに夢中になって、協力プレイはその一度きりになりました。それぞれでやりたいことがあるとカオス必至ですね。

そして今回のマルチプレイでもっとも盛り上がったのは、やはり新要素として盛り込まれたエメラルドパワーです。

エメラルドパワーとはいわばスキルのようなもので、シリーズでは初代の時代からおなじみとなっている「カオスエメラルド」を入手することで使えるようになる特殊アクションです。

ステージに配置された巨大なリングに飛び込むとスペシャルステージに飛ばされるのですが、ゴールで浮遊するカオスエメラルドにたどりつけばクリア。マルチプレイでは交代しながら時間内の獲得をめざします。

そうして得られた最初のエメラルドパワーは「アバター」と呼ばれるものでした。なんと画面いっぱいに分身たちが登場して敵キャラにダメージを与えるというド派手な技です! 実際に試した甲斐さんと宮本さんは「っえーーー!」と大喜び。なおエメラルドパワーの中には隠れた足場を見る(出現させる)能力もあるとかで、クリアタイムの短縮をめざすなら大きな助けとなるでしょう。

▲分身スキルの「アバター」。
▲「ビジョン」のエメラルドパワーで新たな足場を発見!

◆意外なキャラクターが人気?の座談会

▲エミーのキャラクターイラスト。

――さて、今まさにプレイが終わったところですが、初『ソニック』はどうでした?

甲斐 ひとりでやるものだと思っていたので、みんなでできるんだ!って。

吉野 基本はひとりプレイですよね、友だちがいないとね(笑)。

甲斐 (笑)。ゲームのキャラクターというよりは、従弟のちっちゃな子がよくアニメを見ていたので「有名なキャラクターなんだな」くらいの感覚でした。

――確かにアニメはいくつかシリーズがありますし、ジョイポリスとかでもよく見かけますから、ゲーム以外で触れることが多いでしょうね。『スマブラ』にも参戦していましたから、ソニックのゲームは未経験でもキャラクターはよく知っている人は多いかと思います。

甲斐 まさにそんな感じです。アニメも直接は視聴しておらず、従弟が着ていたソニックのTシャツを見て「そういうアニメがあるんだ」という感覚でした。ですからキャラクターがここまで個性的でかわいいなんて思いませんでしたし、そもそもストーリーがあることも知りませんでした。

▲ナックルズのキャラクターイラスト

宮本 海外人気がものすごく高いですよね。

――実写映画の『ソニック・ザ・ムービー』がその象徴でしょうか。海外展開が中心のアニメシリーズもありますし、ゲーム以外でも掘り下げていくと面白いタイトルだと思います。

甲斐 大学の友人がイギリス出身なのですが、すごくソニックが好きでしたね。やっぱりキャラクターがかわいいんですよ。

――今回のプレイアブルキャラクターの中では誰がピンときましたか?

甲斐 そうですね……。まだ操作したことはありませんが、パッと見た限りだとナックルズです。力強そうで脳筋タイプっぽいところに惹かれます。あと赤色はかっこいいですね。

――ちょっとおもしろかったのは、『ソニック』シリーズのアンパサダーでホロライブ所属のVTuber「戌神ころね」さんもナックルズが大好きなんですよ。もしかして女性人気が高いんですかね?

甲斐 へー、そうなんですね! 高いのかもしれませんよ!

――とか言いつつ、自分も実写映画の『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』を観てナックルズが好きになりました。ツンデレでいいキャラしてたんですよ。

甲斐 えっ、ちょっと見てみたいです。

宮本 人気投票をやるとだいたいソニックが1位ですけど、ここでは意外な結果が出ましたね(笑)。

▲Dr.エッグマンのキャラクターイラスト。

甲斐 でもゲームの方は、今回プレイしてみてびっくりしましたし楽しかったです。こんなにも速いんですね! それにボーナスステージのミニゲームも、「ゴールへ行け!」「コインを取れ!」みたいに端的に説明されていて、すごくやりやすかったです。

――そういえばストーリーモードは先ほどプレイしましたが、他にはどんなモードがあるんですか?

甲斐 説明書を見るとバトルモードとタイムアタックモードがありますね。バトルモードはプレイヤー同士で対戦するミニゲーム形式で、このモードだけオンライン8人対戦ができるみたいです。

宮本 面白そうですね、バトルモード。

吉野 やりますか。皆さんまだ時間あります?

甲斐 大丈夫です、会議室も2時間押さえてあります!

そしてその後、会議室が使える時間ギリギリまでバトルモードを体験させてもらいました。

▲バトルモードはオフラインなら最大4人、オンラインなら最大8人で対戦が可能。なおオンライン対応はバトルモードのみとなります。

ステージには数々の仕掛けがあり、走っているだけで気持ちいい本作。今回は『ソニックスーパースターズ』初心者の4人が集まりましたが、ステージを熟知したプレイヤーならより速く、より気持ちのいいプレイをしてくれるでしょう。

自分でプレイするのはもちろんのこと、うまい人の華麗な走りも見たいところです。

▲日本が生んだ世界的ゲームキャラ 3つの極意【ソニック10分解説シリーズ】

◆◆◆インフォメーション◆◆◆

【『ソニックスーパースターズ』商品情報】
■発売日:発売中
■価格:パッケージ版・デジタル版:税込6,589円、デジタルデラックス版:税込7,689円
■対応機種:PlayStation5/PlayStation4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam/Epic Games Store)
※Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam/Epic Games Store)はデジタル版の販売のみ
■ジャンル:ハイスピードアクション
■プレイ人数:オフライン最大4人/オンライン最大8人
■発売・販売:株式会社セガ
(C)SEGA


【ソニックスーパースターズ DXパック】
通常のゲーム単体販売に加えてDXパックもあわせて販売中。DXパックはセガストア限定セットとして以下の4点セットを同梱します。
・ゲームソフト
・絵 超音速針鼠 “団結” 掛け軸風タペストリー
・『ソニックスーパースターズ』ゆらゆらアクリルフィギュア5種セット
・『ソニックスーパースターズ』ウォールステッカー
■発売日:発売中
■価格:税込12,639円
■対応機種:PlayStation5、PlayStation4、Nintendo Switch
※Nintendo Switch版は現在在庫切れ。
■販売ページ:セガストア
https://ebten.jp/sega/p/s/7015023101701


【ゲーム無料体験会&抽選会】
10月21日から12月24日まで、全国9都市のイオンモールにて、誰でも参加できる無料体験会&抽選会を実施中。
参加特典として『ソニックスーパースターズ』のキャラクターのお面を、アンケート回答者にはステッカーをプレゼント! さらに全会場にて1日4回、ソニックと写真が撮れるイベントも!
各会場の詳細とソニックの登場時間については下記公式ページにて。
■ソニックチャンネル
https://sonic.sega.jp/SonicChannel/topics/event/20231017_008370/


【「ソニとも」シークレットミーティング開催】
HIKAKINさんとMasuoさんをゲストに迎えたコラボイベントを2024年1月27日に実施することが決定! 応募は全3回でそれぞれ20名が当選。合計60名が参加できます。
第1回目の応募期間は10月27日(金)から11月10日(日)まで。応募のしかたは「ソニともキャンペーン」特設サイトのキャンペーン第3弾(3rd ZONE)をチェックしてください。
■「ソニともキャンペーン」特設サイト
https://sonic.sega.jp/SonicSuperStars/campaign/sonitomo/#zone03


【各種グッズも発売中】
グッドスマイルカンパニーが贈る人気デフォルメフィギュアシリーズ「ねんどろいど」やレゴシリーズなど、様々なフォーマットでもソニックたちが活躍中!
■ソニックチャンネル グッズ紹介ページ
https://sonic.sega.jp/SonicChannel/topics/goods/

《気賀沢昌志》

特集

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]